こんにちは、現役保育士かずこよです☆
今回の記事は勉強について書いていきます。
勉強はしてほしいですか?勉強してもらうにはなにかできることはないのか?
このような悩みをお持ちの方に読んでもらいたい記事となりますので、最後までご閲覧ください。
勉強に欠かせないもの
勉強に欠かせないものはノートです。
ノートは記録として残り、練習機能・備忘機能があります。
また復習機能・振り返り機能があります。
そして良いノートとは
「子どもの理解に有効に働き、1人ひとりの思考を伸ばすノート」
ノート5則 子どもの思考を促す指導 千葉 昇
こういった機能をもっているノートを活用することで子どもは思考をし、学びや学習に繋げていきます。
子どもだけでなく大人も同じかと思います。研修や勉強会では、まずは忘れないようにノートやメモに残す。そして、家や職場に戻ったときにもう一度振り返り、レポートとして「どう思ったか」「今後どうやって活かそうか」などの、アウトプットをして自分の知識になるのではないでしょうか。
なので、まずはノートに記録して、そこから復習・思考をすることが勉強では必要になります。
子どものノートへの取り組みを援助する
では、勉強にはノートを活用することがわかったと思いますが、子どもがノートを活用するようになるには、何をしてあげるのが良いかということですよね。
それは
丁寧にこまめに赤ペンでコメントを加えていくです。
「丁寧にこまめにコメントを加えていくと、子どもたちのノート記述への取り組みは確実に高まる」
「ノートは認める価値と適切なアドバイスによる個別の指導の積み上げでノートは飛躍的に進歩する」
ノート5則 子どもの思考を促す指導 千葉 昇
子どもが勉強をしたいと思う3STEPは
面白い→わかる→できるです。
この最初の面白いというところが私は、非常に大事だと思います。
私は、赤ペンでこまめにコメントをしてあげることで、子どもは、認められた、嬉しいと感じ、自発的にノートを親や教育者に持っていくようになるのではないかと考えます。最初の「勉強が面白い」ということを知れば、子どもはそれ以降自発的に勉強を続けていきます。
実際に私も子どものころに、先生に「ここが良くできました」と赤ペンで書いてもらったときはとても嬉しく、勉強を頑張ろうという気持ちになったことがありました。
私の場合はこまめにコメントをもらっていなかったので、すぐに勉強をしなくなってしまいましたが、これがこまめにコメントをくれていたら、勉強をするきっかけになったのかなと思います。
思考を促すノート
そもそもノートは学校で毎日使っていますが、果たしてそれが復習・思考として活用されていますか?ただ板書を書いて勉強
した気になっている子が多いのではないでしょうか?
ただ板書を移すだけはノートとしての活用方法が間違っているため、親や教育者が赤ペンで思考を促すコメントをしていくことが必要です。
例えば
赤ペンで「この言葉ってどんな意味?」や「これに対してどう思う?」などのコメントをしてあげる。
それに対して子どもの答えが返ってきたら、「よく考えているね」「そういうことなんだ」とコメントを返してあげる。
その繰り返しで、子どもは振り返りをするようになったり、質問に対する答えをしてアウトプットする経験を得て、学びや学習をしていくようになります。
しかし、思考を促すようなコメントは、低学年では難しいため、最初は赤ペンで「よくできたね」「ここがきれいに書けたね」などのコメントをしていくのがいいかと思います。
また、ノート自体に興味を持ってもらいたいときは、交換ノートでやり取りをしていくことで興味を引き付け、今後のノート活用へつなげていくのもいいと思います。
こういったことをしていくともしかしたら、勉強嫌いの子が、楽しんで勉強に取り組むようになるかもしれません。
今回は「ノート5則 子どもの思考を促す指導 千葉 昇」を参考にさせていただきました。
しかし、このほかにも子どものやる気スイッチの押し方がたくさんあると思います。ノートの活用は一つの策として試されてみてもよいかと思いご紹介させていただきました。
最後までご閲覧ありがとうございました。
みなさんの日々がよりよくなりますように・・・