こんにちは、現役保育士のかずこよです。
早速ですが、働き方改革が始まり、副業が解禁になった企業は多いのではないでしょうか。
私の会社も本業に影響がない程度の副業がOKになりました。
副業をしたいという人は「本業以外に収入が欲しいから」・「新しいスキル、違う世界を見たいから」ではないかと考えますが、大体の人が前者の収入に関する動機なのではないでしょうか。
私も収入を増やそうと副業を始めようかと思いましたが、一体どんなことをすればいいのかわからず、足踏みしています・・・
今回は保育士の副業について考察していきます。
働きたい保育士はたくさんいる
前に今は保育士バブルが起きているのではないかという記事を書きました。
気になる方は読んでみてください☆
この記事では、手当てをMAXでもらっている保育士は全国の平均値にだいぶ近づいた生活ができていると考察しましたが、まだまだ保育士の給料は低賃金です。
そのため、副業で生活を安定させたい、遊ぶお金が欲しいと考えている保育士はたくさんいると思います。
しかし、私のように何をしていいのかわからない、今一歩踏み出せないという人が多いと思い、なにかいい策はないかと考えました。
そして、たどり着いたのが「社内ヘルプ副業」でした。
社内ヘルプ副業
社内副業の定義は様々ですが、私が考えた社内副業は「自分の休日に姉妹園にヘルプに行く」という副業です。
実際に働いていると「来週、保育士が足らないのでヘルプに来てくれませんか?」と姉妹園から連絡がくることがあります。
こちらもいっぱいいっぱいの中、ヘルプを出す余裕はありません。しかし、助けてと言われて、助けないわけにもいかず、苦しい中ヘルプを出すということがあります。
株式会社で姉妹園がたくさんあるところでは結構あることだと思います。
ここで私は、このヘルプを「副業」でできないのか?と考えました。
ヘルプが副業として成り立つのであれば、「休みだけどやることないからヘルプに行ってもいい」「稼ぎたいからヘルプにいこう」と考える保育者はいるのではないかと考えます。
ヘルプに行ってもいいよという保育者が増えれば、会社としても人手不足の解消にもなり、会社と保育者の双方がWIN・WINの関係を築けるのではないでしょうか。
会社にとってのメリット
保育士不足と言われている保育業界。
1人雇うにも莫大なお金がかかる。
人材派遣の場合、入社が決まると「年収の○○%」を取られてしまいます。
すると一人雇うのに100万単位のお金がかかったり、求人媒体で募集をしても2週間で○○万円と、求人には莫大お金がかかっています。しかも媒体の場合、応募にすら繋がらないこともあります。
派遣も高い。
パートも、応募にすらこない。
そんな時ヘルプ副業があれば、人件費だけ払えばどうにかなるため、会社の負担も減るのではなかと考えます。
すると稼ぎたい保育士と負担が減る会社とではWIN・WINの関係が出来上がり、会社にとっても大きなメリットになります。
また、会社の保育士ならば、理念もしっかり知っているため、保育が大きく変わってしまうこともなく、書類の書き方もわかるなどメリットになることが多いと思います。
ヘルプ副業システム
具体的なシステムとして
①働きたい保育士がいるのではないかと考えるため、働きたい保育者は会社内の「ヘルプ副業登録」をする
②各園でヘルプ要請をオフィスにする
③オフィスから、登録している保育士に連絡を入れて、いけるか確認をする。
④受諾・ヘルプ
これができると、助かる園がたくさん増えると思います。
園では、保育者がヘルプに来てくれると、子どもを見る目が増える・安定する。すると、大きな怪我、事故を防ぐことができるため、子どものためになる。
園で働いている保育者の有給休暇を取りやすくなる。
保育者は空いている時間に、慣れた仕事で稼ぐことができる。すると生活が安定する。好きなことができるだけの賃金をもらうことができる。
会社は採用費を抑えることができる。人材確保に悩まなくて済む。
本質的な採用費を抑えることは難しいかもしれませんが、新しい考え方がでるかもしれない。
メリット・デメリットがありますが、今回の副業が現実的に出来るのか、法的にOKなのか、本当に需要はあるのだろうかなど、調べなくてはいけないことがたくさんあります。
もし詳しい方がいらっしゃいましたら、コメントを残してもらえると助かります☆コメントよろしくお願いします。
みなさんに生活がより良くなりますように・・・