こんにちは、現役保育士のかずこよです☆
今、感染症の影響により、各家庭で自粛されていると思います。
そんな中、「コロナ虐待」という言葉を耳にします。
自粛によって子どもといる時間が長くなり、親がイライラしてしまい虐待にまで発展してしまうケースがあるということです。
これはとても残念なことだと感じます。
本来なら子どもが可愛いはずなのに、外に出られないストレスを子どもが感じ、そのストレスが親のほうに向き、ストレスを当てられた親が子どもに当たるという悪循環が起こってしまっているのだと思います。
そこで今回は家庭でも楽しめる制作をして、少しでも楽しい時間を過ごしてもらいたいと思います。
制作をすれば子どものストレスがなくなるとは思いませんが制作をすることで集中します。
集中すれば精神的に疲労感を持ち、夜の睡眠にいい影響がでるのではないかと考えます。
本来は体を動かして、精神的にも疲れて寝るのが一番いいのですが、体を動かすことが難しい今は精神的に疲れることができることが必要なのかなと思います。
睡眠についての過去の記事はこちら
お家で制作を楽しもう
①画用紙で簡単腕輪作り☆</h43
制作時間5分~30分
準備
・画用紙
・穴あけパンチ
・のりorホチキス
・輪ゴム
腕輪だけでなく、冠にもなる制作です。
パンチの型を変えたり、ビニール紐を加えたり、エプロンやドレスを作っておままごとをしたりできます。
おままごとセットを作るだけで一日かけることができます。
冠は落ちるようでしたらピンでとめてみてください☆
②小麦粉風船
制作時間10分~30分
準備
・風船
・小麦粉
・新聞紙orトレー
・油性マジック
・割りばしor棒状のもの
・漏斗
だるまさんシリーズの絵本をお持ちの方は、子どもと一緒に遊びながら絵本を楽しみましょう☆
今回はダルマを作りましたが、黄色でバナナや赤や緑で野菜に見立てることもできたりする、完食を楽しみながら遊べるおもちゃです☆
こちらは伸ばして遊ぶ分には割れたりすることがないと思いますが、無理やり引っ張ったり、鋭角なものに当ててしまうと割れて部屋が大変なことになりますのでお気をつけください。
制作をしているときに子どもは、思いを掛けないことをすることがあります。
先ほどの小麦粉風船では小麦粉を巻き始めたり、出来上がったものを投げて割ったりしてしまうこともあるかと思います。
そんなとき親としてし叱ることがありますが、叱り方に気を付けなければなりません。
親がしてしまうダメな叱り方
①静かにしなさい!
命令は効果ありません。
大人は命令されることが好きな人はいないと思います。
子どもも一緒です。なので静かにしなさいと命令するのではなく、「静かにしないと周りの人が迷惑です。」など事実を淡々と伝えるようにしましょう。
②静かにできないならもう遊べないからね
脅迫を受けて育った子は脅迫を使うようになります。
そんな子に育ってほしいですか?
脅迫がでそうになったら立ち止まり、「大きな声を出したら耳が痛くなっちゃうよ。ほかの人の耳も痛くなっちゃったら私が申し訳なくなっちゃうよ。」などと自分の思いを伝えてみましょう。
そしてできたときには必ず「ありがとう」と感謝を伝えてください。
③わからないの?
子どもは何がいけないことかわかったうえでやってしまうことがあります。
子どもは約束を守るより、遊びが楽しくなって約束を忘れてしまうからです。
そんな時に、「どうしてそんなことするの?どうなるわからないの?」と言ってしまうと、子どもは答えを知っているが、質問をされたと受け止めてしまいます。質問をすることは良いことですが、考える余地を残してあげないと、追いつけられた気持ちになってしまい、行動を改めるどころではなくなってしまいます。なので、子どもが自分で答えを知っているであろう時「そんなこともわからないの?」と追いつめるのではなく、「それをしたらこれはどうなる?相手は何を感じる?と自分で考えられるような質問に切り替えてあげてください。
しかし口答えをしてきたり、暴言を振る舞うこともあると思います。
そんな時は感情的に怒るのではなく、「私が悲しい」と自分の意見を述べていき、気づいてくれるのを待つことが必要になります。
子育ては大変かと思いますが、新しいことをして気分転換や子どもとのかかわり方を変えれば楽になるかもしれないので、今回の記事も参考にしてみてください☆
あなたの生活がより良くなりますように・・・
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