子育て・保育のお悩み解決日記

子育て・保育士のお悩みを現役園長が解決します!

子どもの「なんで?」への答え方!日常の「なんで?」

子どもは「なんで?」と聞いてくることがあります。

親としたら答えれるものは答えるけど、わからないときや面倒なときは「知らない」と素っ気なくしていることがありませんか?

 子育ての悩みでも「なんで?」と聞かれて答えることが出来なくて困っている・どこまで正確に答えればいいの?という質問が多く取り上げられるぐらい、子育て世代の悩みごとの一つに入ります。

今回は「なんで?」と言われたときにどうやって答えていいのかを書いていきます

 

読むとわかること

・なんで?が大切な理由

・なんで?に答える理由

・日常にあるなんで?への答え方

 

などがわかりますので、子育てをしている方だけでなく、現役の保育者の方も読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

「なんで?」が大切な理由

「なんで?」は子どもの学び・成長のきっかけに繋がります。

子どもが「なんで?」と聞いてくるのは、その場で疑問に思ったり、好奇心を持った時です。疑問や好奇心を持つことで子どもは学びを始めるため、「なんで?」は学びが育つ・学びの芽を伸ばすきっかけになり、解決すれば次の「なんで?」「もっと知りたい」に繋がって、学びが深待っていきます。

学びとは、本を読んで覚えることではなく、日常生活のあらゆることに疑問を持ち、考えることです。親はこの疑問を共に考え、答えまでの道のりを一緒に楽しみましょう☆

また、知的好奇心がある子はたくさんのことに気づくことが出来るようになります。好奇心が見られた時には、一緒に楽しみ・共感・受け止めをしていき好奇心の芽を潰さないようにしていきましょう!

 

大人が返す言葉によって子どもの心は弾み、もっと伝えたい!もっと知りたい!に繋がります。

子どもが「見て」「聞いて」と言いたくなるような大人なることで子どもの伝える力を育むことが出来て、深い学びに繋げることができます☆

「なんで?」ときたら、正解を教えるのでもいいし、心の目線の高さを合わせて、ともに楽しみながら間違った答えから考えていくのもいいと思います。

まずは、子どもの話を聞き、受け止めて心弾むような答えをしていくことが良いと思います☆

子どもの学び・成長に繋がるので「なんで?」は大切にしていきたいですね☆

 

学びサイクル

 

日常の「なんで?」

ここからは、実際に子どもが聞いてくる「なんで?」の答え方と答えを書いていきます。

どちらの答え方が自分に合っているのか・子どもに合っているのかを想像しながら読んでみてください。

 

なんでダンゴムシは丸くなるの?

 

 

ダンゴムシの生態について聞かれた場合に、子どもの心の目線の高さを合わせながら正解を伝えるにはこのように伝えます。

子どもは正解を知ることで、また新しい発見をしていきます。

知識が増えれば、知識をもとに考えることが出来るようになります。

 

 

 次に、子どもと一緒に考えていき答えを導き出すまでの過程を共に楽しむ例です

 

 

このように、子ども自身が考えられるようにしていき、実際に相手に自分の考えを伝える経験を積めるようにしていきます。

大人からしたら、心の目線の高さを合わせて、共に考えていくというのははっきり言って面倒なことになると思います。

しかし、子どもが考え、感じたことを相手に伝えるということは深い学びに繋がるため、正解を教えて時とは違った学びをしていきます。

 

 子どものなんで?「太陽」

 

これも先ほどと一緒で、心の目線の高さを合わせて、正解を教えるパターンです。

新しい知識が増えたことで、次に「なんで地球は回っているの?」「なんで太陽は明るくて月は暗いの?」と新しい疑問が生まれてくるかもしれません。

 

 次はともに考えていくパターンです

 

これは正解とはまた違うところに着地していますが、子どもの学びを成長させるには正解だと思います。

考え・感じて相手に伝えるというステップをしっかりと踏めているので、子どもの深い学びには繋がっています。

どっちをすればいいの?

ここまで読んでいただいた方は、「結局、正解を教えるのが良いの?それとも一緒に考えていくのが良いの?」と思っているのではないでしょうか?

 

私は、どちらも必要だと考えています。

 

考え・感じたことを相手に考えを伝えるというのが、深い学びになるため、共に考えていくというほうが良いと感じる方もいるかと思いますが、正解を正しく知ることで知識となり、その知識からまた新しい「なんで?」が生まれてくることがあります。

 

なので、どっちがいいではなく、両方を上手に使い分けることがベストだと思います。

先ほどの例だと、ダンゴムシの生態を教えれば、「他の虫はどうやって敵から身を守っているんだろう」と新しく考えるきっかけになるかもしれません。その時に、「どうやっているんだろうね。一緒に調べてみようか」と声を掛けてあげれば、子どもの好奇心に火をつけることができるかもしれません。

この好奇心に火をつけてげることも大人には必要なので、子どもの「なんで?」には心の目線の高さを合わせて、正確な情報を教える・疑問を共に考え、答えまでの道のりを一緒に楽しむの両方を上手に使い分けていければ、深い学びを楽しめる子になるかもしれません。

 

保育や子育てのヒントに繋がるようなことを書いていきますので、これからも読んでみてはいかがでしょうか?

 

みなさんの日々がより良くなりますように・・・

 

 


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