子育て・保育のお悩み解決日記

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あなたが加入している年金は?

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年金と聞くと、将来本当にもらえるのか、未納者がいるらしいから私も未納でもいいかななどと思う方がいるのではないしょうか?

 

保育士やサラリーマンは厚生年金が給与から先に引かれているため、明細を見ないといくら払っているのかもわからない人もいると思います。

 

そもそも保育士が加入している厚生年金てなに?って方もいるのではないでしょうか?

 

今回は年金てどんな制度かわからない方のために、少しだけ触れていきたと思います。

 

今回に記事を読んでわかること

・年金の種類

・年金はなぜ払うのか

・年金をもらうときの注意点

などがわかりますので、気になる方は最後まで読んでください

 

 

 

 

そもそも年金って?

そもそも年金とは20歳を過ぎたときから毎月一定のお金を支払い、老後の生活に役立てるものとして認識されている方が多いと思います。

年金には第1号・第2号・第3号があるのはご存じですか?

 

第1号は自営業者や学生が加入するもので、基本的に自分で納入します

 

第2号は会社員や公務員で、第1号の人の保証+厚生年金が加わります。

 

第3号は会社員や公務員に扶養されている人になります。保証は第1号と同じです。

 

そして、私たち保育士などのサラリーマンは第2号になり、給料の詳細を見ると厚生年金保険料という項目があると思います。

 第2号の人は+で厚生年金ももらえるため、第1号の人より多くの年金をもらうことができます。

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保育士やサラリーマンは給与から先に年金額が引かれるので、未納の人は少ないと思いますが、任意で自分で払うことができるので、全員ではありません。

未納が騒がれたのは、第1号の人が納入しなかったことが原因で起こったことだと思います。

 

年金を免除することができる

失業などで納付することが困難だったり、学生、所得が一定以下の人は年金が免除申請できることができます。

全額・3/4免除・半額免除・1/4免除があり、年金事務所に相談することで、決定することができます。

 

保育士の中には、転職をする人がいますが、転職活動中に減額申請をすることができますので、転職を考えている人は参考にしてください

 

しかし、免除された時期は最後にもらえる年金の受給額に影響し、もらえるお金が下がるため、本当に困っているとき以外の申請はお勧めしません。むしろ受け付けてくれないと思います。

また、いわゆる年金をもらうためには、免除期間も含めて10年以上の加入が必要になります。

 

年金の保証範囲

一般的に年金は60歳以上になった場合に受け取れるものだと思っている人がほとんどだと思います。

 

しかし、年金には繰り上げ受給・繰り下げ受給ともらう年齢を自分で決めることで受給額を増やすことが出来たり、障害になったときにももらえたり、自分が死亡したときには遺族に支払われる遺族年金というものもあります。

 

障害年金や遺族年金には一定の条件が必要になります。

障害年金には1・2級があり、厚生年金支払者には3級・手当金があります。

 

納付条件としては、納付期間が全体の2/3以上であることです。

1・2・3級によって受給額は変わりますが、このような保険があることを知らない方が多くいると思います。

 

また、遺族年金の要件としては納付期間が2/3以上であることや、受給できるのは18歳までの子だったりします。そのため、旦那が死んだからその分がもらえるというわけではありません。

 

他にも離婚時に合意があれば厚生年金を分割できる制度もあります。

これは合意または裁判所が決めることなので、個人で勝手にはできません。

 

このように知らないと損をすることがありますので、もしご自身に必要な知識でしたら、もっと詳しく調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

年金て支払わないといけないの?

保育士やサラリーマン・公務員は給料から先に引かれているので、未納になることはそれほどないと思います。

しかし、第1号は未納することができます。

 

未納する人は将来もらえるかわからない・どうせ払ったより少ない金額しかもらえないと考えているのではないでしょうか。

 

しかし、先ほどにも書きましたが年金にはもしも障害になったときの保証や、自分の子どもが不自由しないための遺族年金などがあります。

 

もし事故で障害を持ってしまったらどうするのでしょうか?

国に助けてといっても助けてもらうことができません。

 

未納の人は、年金は老後への積み立てだと勘違いしてい、保険だということを知らない人だと思います。

 

多分ほとんどの人は年金の制度についてわからないでいたり、どんな保証があるのかもわからない、だけど将来受給する金額が少なくなるということだけを見てしまっているのではないでしょうか

 

年金は保険のようなものです。

 

もしもの時に、国に助けてもらうためのものなので、未納する人はそこをしっかりと受け止めて未納をしなければなりません。

 

 

年金を払いたい

今までは年金なんて払わないでもいいと思っていたけど、保証なら入っておいたほうがいいなと感じる方もいるかと思いますが、今から払っても遅いと思うかもしれません。

 

障害を持ってしまったときの保証をもらうのに今までの期間のうちの2/3の期間を払わなければいけません。

 

しかし、年金は10年以内ならば追納することができます。

 

そのため、30歳なら約6年分・35歳なら10年分納入すれば保証はもらえます。

35歳以上も一度納入をしてから毎月支払っていけばまだ間に合うのではないかと思います。

 

年金をもらいたい

年金は現在60歳から70歳の間で自分でもらう時期を決めることができます。

 

先ほどにもありましたが「繰上げ受給」と「繰下げ受給」というものがあります。

 

現在は、本来65歳から受給が開始されます。

繰上げ受給とは65歳より早めにもらうことで、繰下げ受給は遅めにもらうことです。

 

この2つの違いは、「毎月もらう金額が変わる」というものです。

 

繰上げ受給は「繰上げた月数×0.5%が減算」されて支給されます。

これは、早めにもらうリスクになりますが、60歳になってどうしても働くことが出来ないというかたには必要なのかと思います。

 

繰下げ受給は「繰下げた月数×0.7%が加算」されて支給されます。

これは遅くまで待った特典みたいな感じです。

70歳まで働くことができるのであれば絶対にこちらが良いと思います。

 

繰上げ・繰下げを簡単に表すと

 

繰上げて60歳で受け取った場合には

100円ー(60か月×0.5)=70円

これを生きている間、ずーっともらうことになります

 

繰下げて70歳で受け取った場合には

100円+(60か月×0.7)=142円

これを生きている間、ずーっともらうことになります。

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これを見て思うことは、働ける・収入があるのであれば70歳まで待ったほうが仕事を引退してからは裕福な暮らしができるのではないでしょうか。

もらわなくても生活ができるのであれば待ち、待つことで資産運用にも繋がります。

 

人生100年時代と言われている中で、60歳で70円をもらって100歳まで生きる40年のと、70歳から142円もらって30年生きるのではまた違う最後を迎えるかもしれません。

 

年金をもらうのはまだ先でも、必ず受給する時期がきますので、少しでも覚えておいたほうがいいかもしれません

 

これは個人の考え方になりますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

 

年金額を増やすための話はまた今度書いていきますので、少々お待ち下さい☆

 

みなさんの生活がより良くなりますように・・・

 

 


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