かずこよの保育士学校

保育のヒント、子育てのヒント、マネジメントのヒントを書いています。子どもがより良い環境で育つために、発信を続けています☆

子どもとの会話では動詞を入れてくことがお勧め☆

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会話を楽しもう

こんにちは、現役保育士のかずこよです☆

 

自分の子がなかなか言葉が出なくて心配している方がたくさんいると思います。

言葉について悩みを抱えている親や、そんな悩みを持っている保護者にアドバイスが出来なくて悩んでいる保育者もいる。

 

言葉は3歳までに浴びるほど聞かせると子どものIQが上がるとも言われています。

そんな大事な言葉を覚えるには近くにいる大人との会話がとても大事です。

 

みなさんは子どもにとって良き会話相手になっていますか?子どもがいろんな言葉を習得するには、いったいどんな関りをしていけばいいのでしょうか?

 

今回は3歳までの子に対しての関わり方を具体的にお伝えしますので、最後まで読んでみてはいかがでしょうか☆

 

 

 

言葉との出会い

子どもは生まれてからたくさんの言葉と出会います。親の語りかけ、子守歌、絵本、どれも子どもにとっては言葉の習得に欠かせないものです。

 

妊娠28週から赤ちゃんは耳が聞こえるようになり、お腹の中でお母さんの声を毎日聞いています。なので30週あたりからお母さんが赤ちゃんに語り掛けたり、歌いかけたりすることによってお母さんの声が「安心する声」になっていきます。

赤ちゃんには、安心する声でお母さん語(母音を伸ばしながら少し高い声ではっきりと語りかけ)をすると、単語がはっきりと聞こえ・正確に聞き取ることが出来ます。そして少し高い声は赤ちゃんの声道でも発しやすい音なため、真似しやすくなり、言葉の習得を促します。

赤ちゃんが言葉を真似したときには「そうだね~」「じょうずだね」と応答的に答えてあげることで言葉をより発していくようになります。

 近年ではスマホを見せていればいいやと思っている親がいるそうですが、スマホでは一方通行のコミュニケーションになってしまい、子どもは受動的に受け止めるしかありません。すると自分から言葉を発しようとしなくなってしまい、結果会話をする能力が低くなると言われています。

また、話しかけられた回数が多い子ほど脳が活性化され、言葉の習得が早かったり、覚えようとする意欲が高かったりします。

 

ここでのポイント

・妊娠30週あたりから耳が聞こえるため語りかけをスタート

・赤ちゃんが真似しやすいように「お母さん語」で語り掛ける

・赤ちゃんが真似をしてきた時には応答的に答える

スマホやTVは受動的になってしまうためコミュニケーションが一方通行になる

 

 

絵本で単語を覚える

1歳ぐらいになると段々と「ママ」「パパ」「ブーブー」「わんわん」などと単語が言えるようになってきます。

この時期の子にお勧めは、絵本を使い楽しみながら、もっといろいろな言葉に触れられるようにしていきます。

絵本は読み始めたら最後まで読み聞かせなければいけないと思っている方もいると思いますが、この時期の子へは絵本を最後まで読まなくても大丈夫です。

興味のあるものが出てきた時には指差しをしたり、じーっとみたりするので、その時には「これは車だね」「これはゾウだね」と興味を持ったものを言葉にして返すことが大事です。

すると次第に「ゾウ」と言葉がでてくるので、そんな時には「そうだね。ゾウだね」と繰り返し答えることで、言葉の習得をしていきます。

 

ここでのポイント

・絵本の中で興味をもったものの名前を教えていく

・言葉が出てきた時には、「そうだね。○○だね」と答え、言葉の習得を促す

・絵本は最後まで読まなくてもいい

 

 

散歩で会話力を高める

散歩に出ると車・木・葉っぱ・建物・電柱・犬・猫など様々なものが目に入ってきます。

子どもは目に入ったものが気になってたまりません。ましてや絵本で知った言葉を一生懸命発しようとします。

一生懸命言葉を発しているときには一緒に指をさして「そうだね。車が走っているね」「鳥が飛んでいるね」と言うように、動詞も加えて答えてあげることが大事になります。

動詞がないと「車」「鳥」などの単語は言えるようになりますが、それが何をしているのか伝えることはできません。すると子どもが「車」と言ったときに「そうだね。車だね」の会話しかすることができなくなり、子どもの会話力が増えていきません。

子どもが興味を持ったものを見たときには「車が走っているね」「電車が走っているね」「犬が走っているね」と言うように会話をしていくと「走っている」という言葉が分かるようになっていき、動いているものを見たときに「バイクが走っているね」とかいわが生まれてくるようになります。

 

 

ここでのポイント

・散歩に出るとたくさんのものが目に入ってくるため、興味を持つ

・興味を持ったものがあったときには一緒に動詞も加えて会話をする

 

大人が注意しなければならないこと

散歩で「車が走っているね」と会話することはとてもいいことですが、この時に気をつけなければならないことが一つあります。

それは

「子どもが見ていないときに、見ているであろうと思い、勝手に会話を始めてしまわないようにすること」

 

これはどういったことなのかと言うと

親が車を見て「車が走っているね」と言っているときに、子どもが飛んでいる鳥をみていたら「車が走っているんだ」と子どもは間違った覚え方をしてしまったり、やっと「走っている」という言葉がいろいろなことに結びついているときに言われたときには混乱してしまったりしてします。

大人としては一生懸命なつもりですが、子どもにとっては混乱する会話になってしまいます。

なので、大切なのは、子どもがしっかりと興味を持ち、「今見ているもの・こと」を一緒に目線を合わせて会話をすることです。

 

大人は色んなことを覚えられるように会話を試みますが、タイミングをしっかりと見計らって、興味を持っていることに気づいて会話をしていくことが出来れば、自然と子どもが言葉を習得し、会話力が上がり、楽しいコミュニケーションが取れるようになっていきます。

 

子育てや保育で「言葉」について悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

みなさんの日々がより良くなりますように・・・