子育て・保育のお悩み解決日記

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保育士の給与UP!10年後の保育士に求められるもの

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こんにちはー

 

かずこよです☆

 

今回は前回の記事の続きになりますので、前回の記事を見ていない方はみて見てください(^^)/

 

www.hoiquestion.com

 

 

 

前回は、国の政策で保育士の給与が上がるかもしれない!という所まで書きましたが、給与が上がったらどうなるの?

10年度の保育士ってどうなっているの?

今回は、こんなことを予想していきます

 

 

 

早速ですが、給与が上がった10年後の保育士ってどうなっているかというと、

・人気の職業ということは変わらず、就職氷河期に入り、希少価値の高い職業になる

・保育士は、日本の未来を担う子どもを育てているという認識が、世間にも広がり、専門性を持った保育士しか必要とされない時代に突入

 

ではどうしてこうなっていると予想したのかということを書いていきます。

 

・人気の職業ということは変わらず、就職氷河期に入り、希少価値の高い職業になる

このこといついては、現在の社会と10年後社会を想像していけばわかってもらえるかと思います。

 

現在日本はずーっと言われている「少子高齢化社会」です。

子どもが減り、老人が増える。これが今後10年後も同じように進んでいく。

現在の人口は総務省によると1億2521万人(2021年10月現在)です。

www.stat.go.jp

 

では、10年後はどのような人口予想になっているのかというと、1億1600万人と予想されています。

現在より約-900万人減り、約7%の人口が減ります。

ということは、やはり子どもは減り続けるということです。

子どもが減るということは、どうしても保育士として働ける人が減ってくるということにも繋がります。

 

 

現在東京都では、

「待機児童問題」の解消のために保育の受け皿として、保育園を乱立させています。

その成果が表れ、平成28年には8466人いた待機児童を今年は969人と1000人を切るところまで来ました。5年で88%もの待機児童が解消されました。

あと2.3年で待機児童はほぼ0になるのではないかと思います。


www.metro.tokyo.lg.jp

日本の待機児童の20%が東京にいるとされているので、東京の待機児童が減っているとことは、全国でみると相当インパクトのある人数が解消されています。

 

待機児童がいなくなるということから、保育の受け皿(入園できる園児数)を増やすために作った保育園はこれから、園児獲得が難しくなってきます。

園児獲得ができず、充足率が足らなくなり、10年後には経営ができず潰れてしまう保育園が続々と出てくると考えられます。

そうなったとき保育士ってどうなるのでしょうか?

それが、「保育士の就職氷河期」になるのではないかと思います。

 

 

 

そもそも保育士ってやりたいと思う人が多く、職種的には人気な職業だと思っています。現在は、保育の受け皿を大量に作っているためどこも保育士不足です。

なので、今は、保育士は「ここの園が合わないから違う園に転職をしよう」と思えば、すぐにでも転職先が見つかります。

しかし、保育園がどんどん潰れていく中、保育士はどんどんいらなくなってきます。

ましてや人気の職業なので、転職先を見つけづらくなる。しかも、今回の政策で「保育士の給与UP」ということがあるため、余計に人気な職業になる可能性が高いです。

人気があって、なかなか就職できない!そんな希少性の高い職業になることが予想されますね!

 

 

 

 

次に

・保育士は、日本の未来を担う子どもを育てているという認識が、世間にも広がり、専門性を持った保育士しか必要とされない時代に突入

こう思う理由を書いていきます。

 

先ほどにも書いていますが、子どもはこれから減っていきます。

しかし、需要がなくなるということはありません。

需要があるということは、保護者は働いてお金を稼いでいるということ(一部例外はありますが)

 

昔は兄弟が多く、子育てにはお金がかかるとされてきました。

そのため、一人一人に習い事をさせるお金がない。食費が足らない。

こんなことが起こっていたのではないかと思いますが、10年後は違います。

少子化に伴い、「兄弟」という関係も減り、1人子という家庭が増えてくると予想します。

そうなると、いままで兄弟につかっていたお金を1人に使うことが出来るため、親は「教育」にお金を使うようになります。

教育にお金を使うようになると、保育園にも教育を求めるようになり、保育士は教育をしてくれる人なんだという認識が広がっていきます。

 

 

 

現在も専門職として認知してもらえているとは思いますが、保育園は「仕事があるから預かってもらう場所」。だから、別に教育とかは求めていませんという保護者がまだ多いんじゃないかな

しかし10年後のように教育をしてくれる人と認識されたときに、専門性をもった保育士が残っていくはず

これは完全なる自分の想像で申し訳ないのですが、保育士の中には「専門性」がなくても「愛情」があれば成り立つと思っている保育士がいるのではないかと思っています。

このような考えを持っている保育士は10年後には残ることは難しいかもしれません。

「愛情があって専門性がある」

このような保育士が求められるようになるのではないでしょうか?

 

 

 

 

最後にまとめると

・人気の職業ということは変わらず、就職氷河期に入り、希少価値の高い職業になる

 

保育の受け皿で乱立した保育園が徐々に潰れだし、保育士の需要少なくなってくる。

しかし、保育士は給与がupして余計に魅力な職業になり、人気の職業。

今のように気軽に転職ができなくなる時代が来る。

 

・保育士は、日本の未来を担う子どもを育てているという認識が、世間にも広がり、専門性を持った保育士しか必要とされない時代に突入

 

子どもが減ることで、子どもの教育にお金をかける大人が増え、保育士も教育する専門職としての認識が広がっていく。そのため、愛情だけで保育する保育士は必要性がなくなる。

 

 

ざっとですがこんな感じを予想しています。

10年後にはまだこのような時代ではないかもしれませんが、ほぼ現実に来る未来だと思っています。

このような仮説がたったので、次回はここからどんな対策をしていけばいいのかを考えていきたいと思います☆

では次回!!

 

 

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