こんにちはー
かずこよです☆
今回も前回の記事の続きになります!
一応3つの記事で完結になりますので、前回の記事を読んでいない方は、前の記事を読んでから今回の記事を読んでみてください。
第1弾
第2弾
10年後には子どもが減り、保育士の就職・転職氷河期が訪れます。
現在は「転職をしたい」と思えば売り手市場なのですぐに働き先が見つかります。
しかし、子どもが減り続ければ必然的に、保育士の必要総人数が減り続けていきます。
(もしかしたら配置基準の見直しが入るかもしれないが、総人数が減ることは確か)
なのに、保育士という仕事は人気の職業なため、どんどん新しい保育士が誕生していき、あと数年で買い手市場に代わっていくと予想されます。
そうなると、ライバルのたくさんいる中、働き手として自分と他保育士と、どのような差別化を図ることが出来るかが、これからの保育士に求められる力になってきます。
いわゆる「専門性」という力です。
「あなたはなにができますか?」
この質問に答えられることが重要ということです。
ピアノがめっちゃ上手
ダンスの振付ができる
0歳~5歳の担任経験があり、どこのクラスに配置されても実力を発揮できる(即戦力)
バスの運転(車の運転)ができて、園児の送迎が出来る
マネジメント経験がある
簿記ができる
製作を教えるのが得意
はさみが上手で、製作・制作準備が他の人に比べて時間がかからない
シフトを作れる
PC(インターネット)に強い
ホームページが作れる
子育て経験がある
園内研修を主催でき、保育者の質を上げられる
障害の知識がある
子育てのアドバイスができる
などなど・・・・・
専門性といっても幅が広く、保育園で働くうえでプラスになる力を「専門性」と考えると、このような力でもいいのかなと思います。
このような専門性なんて私にはがないよ。と思う方もいると思いますが、絶対そんなことはありません。
そんな悩みが出た方は、自分には何ができるのだろうかと考えることが必要になります。
ここで大事だと思うのが「得意なことを伸ばす」だと思っています。
なぜかというと、出来ないことは出来ることでカバーできるはずです!
ピアノが弾けないけど、ギターで音楽に触れる時間を作る
自分自身は製作が苦手だけど、子どもの発想力を発揮できる言葉を持っている
教えることができないが、質問力を磨いて、相手自身に考えてもらうことができる
20人を1人で見ることは出来ないけど、障害児との個別対応はできる
などなど・・・
自分の苦手をカバーできるスキルを持つことが出来れば、他保育士との差別化にも繋がると思います。
そして自分の得意を伸ばしていくことで、自分の最大の魅力を相手に見てもらえます。
この差別化こそが10年後に必要となる「専門性」です!!
この専門門性を持っていないと結局は「あなたはなにができますか?」の質問に答えることが出来ません。
「あなたはなにができますか」
これが肝になってきますので、これから10年後も保育士をやっていたいと思う方は今からでもいいので、自分の得意なことを伸ばすことに集中したり、苦手をカバーできるスキルを身に付けていければと思います。
ここまで、「専門性」という話をしてきましたが、専門性だけあればいいというわけではありません。
まずは人として、社会人基礎力はありますか?
経済産業省も社会人基礎力として様々は力が必要ですよと言っています。
このなかで最も大事な力を一つ選びなさいと言われたら、私ならチームで働く力を重要視します
なぜなら、保育士の退職理由の第1位が常に人間関係という結果が出ています。
ということは、相手とのコミュニケーションがうまく取れていない、チームのこと(職員)を考えていない結果、退職理由の1位に君臨しているのだと思います。
だから私は「専門性」を持ちつつ、社会人基礎力(特にチームで働く力)がある保育士しか残っていなないのではないかと思っています。
そもそも、子どもにはどのような大人になってもらいたいのかを考えると、自分はどのような姿を見せていかなければならないのかに繋がっていくと思います。
意地悪な大人
愚痴ばかり言っている大人
言っていることとやっていることが違っている大人
上司に怒られてばかりの大人
職員と喧嘩ばかりしている大人
こんな大人にはなってほしくないですよね。
専門性も大事ですが、人間性も大事です!!
もし、一緒に組んだ保育者が続けてやめてしまうのであれば、「やめさせた保育者」に原因があると考えられ、担任を外されたり、異動命令が出たりして、いわゆる退職を促すようなことをされる。
人間性がかけている保育士は必要ない。
だって、保育士になりたいと思っている人はまだまだたくさんいるんだもん。
こんなことが起こる可能性も考えられます。
今から10年後には、現在の売り手市場から買い手市場に変わります。
そんな中、成長しようとしている保育士と、毎日がただ終われば良いと思っている保育士では、どちらが必要な人材になるでしょうか?
他保育士と差別化できるスキルがある保育者と、ない保育者ではどちらが必要な保育者でしょうか?
現在は「転職させて下さい」と言えば「はい、明日からでも来てください」とすぐに転職債が見つかりますが、10年後は違います。
「転職させて下さい」
「ではあなたは何ができますか?」
「これとこれができます!また、これは苦手なので、こういったことでカバーしていきます。」
こういった会話ができなければいつまでたっても働くことができない時代がすぐそこまで来ています。
みなさんも保育士の給与がUPするかも!ということで、喜んでいるばかりで、「今は良い」と思っているのではなく、10年後を見据えて自分の専門性を上げるために成長していってみてはいかがでしょうか?
それではこれでお終いです!
3部にわたって書きましたが、全部勝手な私の考えです。
みなさんのこれからの保育士生活に役立てて、考えるきっかけになってくれればいいなと思っています。
これからもハッピーは保育士生活を送りましょーーー!!
では、また次回。
応援よろしくお願いします☆