こんにちはー
かず君です☆
保育業界で騒がれている虐待・不適切保育。
全国で続々と摘発されています。
一部の保育士の行動が報道され、
「ここの保育園は大丈夫でしょうか?」
「うちの子に不適切な保育していないでしょうか?」
と、保護者からお話をされた保育園も少なくはないでしょう
「うちでは不適切な保育はしていません」
と、回答する保育園。
本当でしょうか?
あなたが働いている保育園で、不適切なことをしている保育士は本当にいないでしょうか。
というのも、不適切な保育をする保育士は「考える保育」をしていないのではないかと思っています。
①子どもが話を聞いてくれない時に「注意する」ということ選択する保育士
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②しかし子どもは話を聞いてくれない
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③次の日も「注意」をする
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④しかし、また子どもは話を聞いてくれない
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⑤次の日は「なんで話を聞かないの!」と不適切に怒ってしまう
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⑥一度は話を聞いてくれるようになったけど、聞いてくれないときもある
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⑦また不適切に怒る
この流れが不適切な保育を生み出す流れになるのではないかと思います。
この保育士は④が起きた時点で、「話を聞いてくれない理由」を考えることが必要でした。
そして、話を聞いてくれない理由の仮説を立てることが必要です
・もしかしたら、隣の子と遊ぶことの方が楽しいのかもしれない
・もしかしたら、カーテンが気になっているのかもしれない
・もしかしたら、声が後ろまで届いていないのかもしれない
このような仮説が立ったらそれに対する改善を考えます
・もしかしたら、隣の子と遊ぶことの方が楽しいのかもしれない
→距離があくように椅子を並べてみよう・隣同士にならないように離してみよう
・もしかしたら、カーテンが気になっているのかもしれない
→カーテンを紐で縛ってみよう
・もしかしたら、声が後ろまで届いていないのかもしれない
→話始める前に「後ろの人、声聞こえていますか?」と声を掛けて、届いているか確認してから話そう
④が起きた時点でこのような仮説に対して、改善策を考えて実行する
すると⑤では「怒る」という選択が出てこなくなるはずです
「考えて保育をしている」と感じるのは、④が起きた後の保育士の対応でわかります。
・考えて保育をしている保育士は不適切なことを行わない
・考えないで保育をしている保育士は不適切なことをしてしまう
これが分かれ道になっていると感じています
また、考える力がないと「困ったときの解消法」も考えることができません。
困ったな→今日も困ったな→また、今日も困った→困った・・・・・
と、「困ったときの解消法」を考えることができないと、永遠に困ることになります
解消法は単純に「仮説から改善策を考える」だけでなく、近くの職員や上司に「相談する」ことで解決するかもしれません。
考える力がないと「永久的に困る」ということにすら気づきません。
「いつか保育が上手くいくようになる」という夢だけを描き、日々疲れ果ててしまうだけです。
困ったときには即行動。
行動することで知らなかったことがわかる可能性が高まります。
助けてもらうのを待っているのではなく、自ら動くことも「考える」ということです。
考えて保育を行うことが不適切な保育を失くしていくと信じています。
保育士も人間なので、その日の「気分」があったり「子どもとの相性」があったりするのは当然です。
しかし、それをいつまでも引きずるのではなく
「気分が乗らないときの保育」を予め自分の中で決めておき、その保育が続かないように気にするだけで保育士として変化していくと思います。
例えば
「今日は気分が乗らない日だから、サブにまわろう」
→これはこれでありだと思いますが、これを続けていた時に「これじゃあだめだ」と思うのか「毎日これでいいや」と思うのかでは1年後の結果(保育士としての専門的成長)は大きく変わってくると思います
なので「気分が乗らないときの保育」はなるべく使わず、使っていたら気を付ける。
こういったことを考えることも成長には必要かと
考えて保育をすると
「次はどうやったらうまくいくかな。」
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「この対応で上手くいった」
※上手くいかなかったら戻る
この達成感が保育をより楽しく思えるようになります!!
保育を楽しむために考える
考えないと保育は楽しくないよ!!
そんなことを伝えておしまいにしたいと思います。
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