子育て・保育のお悩み解決日記

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初めて園内研修を任された。どうしよう。~園内研修の準備から終わりまでの流れ~

こんにちはー

かず君です☆

 

みんさんは園内研修を進める役になった経験はありませんか?

もしあったならどんな内容で行いましたか?

進め方・内容を考えることは難しかったのではないでしょうか。

また、任されてしまったけど、どんな内容で行えばいいのかわからない。。。

こんな保育者・施設長・主任もいると思います。

 

今回は園内研修でどんな内容にしたらいいかわからない方に向け、進め方を書いていきます

 

今後園内研修を任される・していく方にも参考になればと思いますので、最後まで読んでみてはいかがでしょう!

 

 

 

 

 

園内研修とは

園内研修では、目的別に様々な内容が組み立てられます。

 

・保育士に業務や保育を教える研修

・自分や園全体の保育について考えてもらう研修

・理念を共有する研修

・課題設定、解決方法共有を考える研修

 

研修のゴールは、「研修をした」ではなく「明日からの保育が変わる」という行動の変化に繋げることがゴールになります。

結構ここを勘違いしているのではないかと思います。

 

「行動変容」がしっかりあったかという結果をみることができれば、研修が役に立ったということになります。

「研修をした」という自己満足で終わらないように気を付けましょう。

 

 

 

 

研修の進め方

研修を進めるにあたって準備が必要になります。

また、進めていく際にも参加者に気を配りながら進めていく必要があります。

 

資料作成

まず事前準備として資料作成が必要になります。

園内研修になりますので、それほど長い時間が取れないと思いますので、10分~15分程度で伝えられる内容にします。

内容は「伝える、教える内容」と「自分、グループで考える内容」の2つが組み合わさっている内容が良いと思います。

自分の経験上15分以上の資料を作ることは難しかったり、長い時間になると前半の部分を覚えていなかったり、だれてしまったりするので、伝えたいこと・考えてもらいたいことをピンポイントに研修にするのが良いと思います。

 

そして資料は紙ベースの物が良いです。

これはその場で気づいたことを書き加えることができるからです。

また、あとあと振り返ることも出来ますので、紙の資料をお勧めします。

参加者の人数を把握して、人数分用意しておくことも大切です。

1部足らないだけで、その場で印刷する、資料を共有してもらうなどということが起こり、せっかくの時間を無駄にしたり、研修の内容が残らなかったりして意味のない研修になってしまいます。

 

 

 

 

複数回練習をしておく

予め練習しておくことで「想定される質問」を考えることができたり、逆に相手に「質問」するタイミングがわかったりします。

練習を行わずに研修を始めてしまうと「何を伝えたいのか」「主催者が内容を理解していない」と思われてしまい、絶対にうまくいきません。

研修を終えることはできるかもしれませんが、「行動の変容」というゴールにはたどり着かないと思います。

 

事前準備が整った研修を開催することができれば、質の高い研修になりますので、事前準備に一番力を入れましょう!!

 

 

 

 

グラウンドルール

当日の空気作りも大切で、声の大きな人(発言力)ばかりが発言してしまうと、上手い方向に行かないことがあります。園内研修は人数がそれほど多くならないと思いますので、全員から意見を聞くということができたほうが、新たな気づきに繋がります。

なので、全員の意見が言いやすいような雰囲気作りが必要になります。

どのように雰囲気を作るのかというと、予めルールを共有していきます。

・発言者の発言を否定しない

・質問に質問で答えない

・1人一回は発言・意見をする

・研修中は雑談はしない

 

こういったことをグラウンドルールといいます。

このグラウンドルールを研修の最初に伝えることで、ルールから逸脱している人を注意することができます

 

 

 

 

質問

研修を進めることに慣れていないと「一方的に資料を読む研修」になってしまうことが起きてしまいます。

「一方的に伝える」ではなかなか伝わりません。

そのため、時折質問をしたり、自分の考えを書いてもらう個所を組み込んでいくと良いと思います。

そうすることで、声の大きい人一人の意見ではなく、全体の意見を聞きだすことができます。

 

 

 

 

クローズ

研修が無事に終わったら、最後に「行動変容」に繋がるように研修を閉めます。

・今日学んだことは何ですか?

あなたは明日からどのような保育をしていきますか?

 

このようなことに答えてもらうのでも良いし、「研修報告書」の提出をしてもらうのも振り返ることができるので良い方法です。

最初にも書きましたが、研修のゴールは「研修をした」という自己満足ではなく、研修後の「行動変容」がゴールになります。

 

 

 

 

まとめ

園内研修を行う上で「事前準備」「当日の流れ」を確認することができたと思います。

 

 

 

 

 

これから園内研修を任される方は参考にしていただければと思います。

また、園内研修の内容についてはこれから更新していきますので、そちらも参考にしていってください。

もし、こういった内容の園内研修がしたいという要望がありましたらコメント・メッセージなどで受け付けますのでお気軽にお声がけ下さい。

みなさんの保育がより良くなりますように・・・

応援お願いします☆

 


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