こんにちはー
かず君です☆
今回は新年度を目前に、3歳児クラスの特徴や関わり方・遊びを紹介していきます。
新人保育士だけでなくベテラン保育士にも振り返りの機会になると思いますので、最後まで読んでみてはいかがでしょうか
3歳児の発達
独立心が芽生える
3歳児は自分で何かをしたいという気持ちが強くなります。
食べ物を自分で食べたい、着替えを自分でやりたい、トイレも自分で行きたいなど、自己主張が強くなります。
保育士のサポートを受けながら自分でやり遂げることで、自己肯定感が高まります。
情緒面が不安定
3歳児は感情のコントロールがまだ十分にできず、突然泣いたり怒ったりすることがあります。
そのため、子ども同士の衝突が多くなり、手が出る喧嘩に発展しやすくなる時期です。
保育士は、子どもたちの感情を受け止め、理解し、共感することで、安心感を与えることが大切です。
社会性が芽生える
3歳児は他人との関わりを楽しむようになります。
段々と一人遊びから変化し、友達と一緒に遊んだり、協力して何かをやったりすることが好きになってきます。
保育園での生活を通じて、ルールやマナーを身に付け、他人との関わり方を学んでいきます。
好奇心旺盛
3歳児は、新しいことに興味を持ちます。
保育園での様々な体験を通じて、新しいことを発見し、学ぶことが好きです。保育士は、子どもたちの好奇心を引き出すような遊びや体験を提供することが大切です。
この時期の経験は自発性を育むきっかけになりますので、意図ある経験・意図ある環境を積極的に作ることが必要になります。
身体能力が向上
3歳児は、運動能力が発達してきます。
2歳のころにはできなかった、大きな遊具で遊んだり、身体を動かす遊びを通じて、身体能力を向上させます。
また、友だちとの関りからルールある遊びを通して体の動かし方を学び、徐々に複雑な動きを習得していきます。
保育士は、子どもたちの身体的な成長を促すような遊びや活動を提供することが大切です。
3歳児クラスの関わり方
子どもたちの個性を尊重する
3歳児は、それぞれに個性があります。
保育士は、子どもたちがそれぞれ異なるペースで成長していることを理解し、個々の特徴を把握して、適切な関わり方をするよう心がける必要があります。
積極的なコミュニケーションをとる
子どもたちが話しかけてきたら、真剣に聞き、返事をしてあげることが重要です。
また、子どもたちの話を通じて、その子の興味や関心を知り、適切な支援を行うことができます。
このころから質問をしていき、気持ちや考えを引き出すことが子どもの思考力を育んでいきます。
安心感を与える
3歳児は、まだ親から離れることに不安を感じることがあります。
保育士は、子どもたちが安心して過ごせるよう、子どもたちとの関わりを大切にする必要があります。
子どもたちが困ったときには、保育士がそばにいて、子どもたちを支えることが重要です。
子どもたちが自立できるようにサポートする
3歳児は、自立心が芽生える時期です。
保育士は、子どもたちが自分で何かをやり遂げることができるよう、手助けをすることが大切です。
例えば、自分で服を着る、トイレに行く、おもちゃを片付けるなど、保育士がサポートすることで、子どもたちの自信や自己肯定感を高めることができます。
遊びを通じて発達を促す
3歳児は、遊びを通じて多くのことを学びます。
保育士は、子どもたちが遊びを通じて発達できるよう、様々な遊びや活動を提供することが必要です。
例えば、クレヨンで絵を描いたり、積み木で塔を作ったり、音楽を聴いて体を動かしたりすることで、子どもたちの創造力や思考力を促すことができます。また、子どもたちが集団生活で適切に関われるよう、コミュニケーションや協力の大切さを学ぶことも大切です。
安全面に配慮する
3歳児は、まだ自己管理能力が未熟なため、保育士は安全面に配慮する必要があります。
例えば、遊具の使用にあたっては、見守りや注意喚起を行うことが必要です。
また、食事やトイレなど、身の回りの世話にも注意を払い、子どもたちが健康で安全な環境で過ごせるように心がけることが大切です。
3歳児クラスの遊び
お絵かきや制作活動
3歳児は、好奇心旺盛で創造性に富んでいます。
お絵かきや制作活動を通じて、自己表現や想像力を育むことができます。例えば、指ペイントや粘土遊びなど、自由な発想で表現することができる活動が楽しめます。
他にも模造紙遊びを通して色を混ぜたり、切り貼りしたりして自由な表現をすることができます。
模造紙は手触りがよく、柔軟性もあるため、自分の好きな形や動物などを作ることもできます。
絵本の読み聞かせ
3歳児は、言葉やストーリーに興味を持ち始めています。
絵本の読み聞かせを通じて、言語能力や想像力を育むことができます。
また、保育士や友達と一緒に読み聞かせを行うことで、コミュニケーション能力も向上します
おままごと
3歳児は、おままごとやキッチン遊びが大好きです。
プラスチック製のお皿やお鍋、食材などを使って、料理の遊びをすることができます。おままごとは、想像力を刺激し、社会性を育むことができます。
また、大人の真似をすることが好きなので、周りにいる大人の姿をよく見ています。
家庭での出来事、保育者の言葉使いまで真似することができるため、大人は発言・行動に気を付けなければなりません。
ダンスや歌遊び
3歳児は、音楽に対して興味を持ち始めています。
リズムに合わせたダンスや、手拍子を合わせた歌遊びなどを通じて、音楽性を育むことができます。
また、ダンスや歌遊びは、協調性や表現力を身につけるだけでなく身体の発達にも効果的です。
おもちゃで遊びながら学ぶ
数や色、形などを学ぶためのおもちゃにも興味を持ちます。
例えば、積み木を使って数を数えたり、形を覚えたりすることができます。また、アルファベットを覚えるためのアルファベットブロックなどもあります。
このような特徴があるため、関わり方・遊びを紹介していきました。
みなさんの保育のヒントになると嬉しいです。
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