こんにちはー
かず君です☆
今回は新年度を目前に、5歳児クラスの特徴や関わり方・遊びを紹介していきます。
新人保育士だけでなくベテラン保育士にも振り返りの機会になると思いますので、最後まで読んでみてはいかがでしょうか
今回は5歳児になりますが、10の姿のことには触れていません。
10の姿については今後書いていきますのでそちらを閲覧ください。
5歳児クラスの発達
社交性が高まる
友達と一緒に遊ぶことが好きで、協力したり交流したりすることで協同性を高めていきます。
社交性の高い人は、他者と積極的に関わりを持ち、相手の気持ちを理解したり、協力したりすることができ人間関係を築くことが上手で、コミュニケーション能力が高いことが多いです。
社会生活において良好な人間関係を築くことができ、自分自身の発達にも良い影響を与えます。
好奇心旺盛
新しいことに興味を持ち、自分自身で物事を探究して問題解決のスキルを発展。
好奇心とは、知りたいという欲求や興味、探究心のことを指し、人間は、新しいことや知らないことに興味を持ち、それを探究したり学ぶことで成長や発展を遂げます。
好奇心がある人は、知らないことや未知のことに対して積極的に取り組み、探求することができ、問題解決能力や創造性が高く、新しいアイデアを生み出すことができます。幼児期においては、好奇心は探究心や自己学習の基盤として発達し、学びへの大きな影響を与えます。
ファンタジーに興味を持つ
おとぎ話や絵本、アニメーションなどのファンタジーに興味を持ち、創造性や想像力を発展させていきます。
語彙力が増える
自分の考えや感情を言葉で表現でき、他人に説明することもできる。聞いたことや読んだことを理解できるようになる
5歳児クラスの関わり方
楽しい雰囲気を作る
5歳児は遊びを通じて学ぶことが好きなので、クラスには楽しい雰囲気を作ることが大切です。
保育士自身が笑顔で接することで、子どもたちも安心して楽しんで学ぶことができます。
肯定的な言葉を使う
子どもに自身を持たせるため、保育者は子どもたちがやりたいことをやりながら、「いいね!」、「上手だね!」と肯定的な言葉をかけていきます。
身体を使ったアクティビティを提供する
5歳児は、運動能力が急速に発達している時期です。
身体を使ったアクティビティを通じて、運動能力の向上や、集中力・協調性・リーダーシップなどのスキルを身につけることができます。
クリエイティブな活動を提供する
5歳児は、創造性を発揮するのが得意です。
紙や絵の具、粘土などを使ったクリエイティブな活動を通じて、自分のアイデアを形にする力を養います。
聴く姿勢を大切にする
子どもたちが話している時には、真剣に聴くことが大切です。
子どもたちの話に対して、適切な反応を返したり、共感を示したりすることで、子どもたちは自分の気持ちや考えを表現しやすくなります。
5歳児クラスの遊び
5歳児クラスの遊びは、子どもたちが自分の興味や好みに合わせて、自由に遊べるようにすることが大切です。
また、友達との関わりから学びをしていくため、子ども同士で関りが持てる・協力できる遊びが大切になります。
絵画・工作遊び
画用紙や絵の具、切り抜きや折り紙、色紙などを使って、自分の思いを表現する遊びです。
自分でアイデアを出し、自分の手で作品を作ることができるように教材:素材が豊富に必要です
ロールプレイ遊び
お医者さんや先生、警察官などの職業のふりをする遊びです。
態度・口調まで寄せていくことができるため、保育者も役になりきることが必要です。
自分で役割を決め、お友達と一緒にシーンを演じることで、社交性や想像力、コミュニケーションスキルを身につけます。
サーキット遊び
室内や屋外に、様々な障害物を設置して、お友達と競走する遊びです。
走るだけでなく、ジャンプや跳び箱、ボール運びなど、様々なスキルを身につけることができます。
様々な動きが経験できる教材が必要になります
自由遊び
お友達と一緒に自由に遊ぶ時間を設ける遊びです。
好きなおもちゃで遊んだり、おしゃべりをしたりすることで、社交性や自己表現力を身につけます。
保育士は見守りをしたり、時には遊びが発展するヒントなどの言葉がけ・教材・素材を提供することが必要です。
パズル遊び
パズルは集中力や論理的思考力、空間認識力を身につけることができます
個別の遊びというイメージがありますが、完成させる速さを競ったり、ピースの多いパズルを選ぶなどの使い方をすると、友達との関わりになります。