子育て・保育のお悩み解決日記

子育て・保育士のお悩みを現役園長が解決します!

新人、後輩保育士の育て方がわからない~先輩保育士の悩み~

こんにちはー

 

かず君です☆

 

今回は新人保育士・後輩保育士の育て方でについて書いていきます!

 

後輩にはどんなことを教えたらいいの?

 

指導の仕方がわからない。。。

 

こんなことで悩んでいる保育士はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか

 

 

 

 

 

なぜ後輩保育士を育てる必要があるのか

保育士が後輩保育士を育てる理由として、施設全体の保育の質を向上させることが子どもの最善の利益に繋がるからです。

 

保育士は、子どもたちの安全・健康・発達を促進する重要な役割を担っているため、優秀な保育士を育成することが不可欠です。

また、保育士は、チームで働くことが多い職業です。後輩保育士を育てることで、チーム全体の力量が上がり、保育の質が向上することが期待できます。

全ては子どものために繋がることになるため、後輩の成長=施設の成長=子どもへの良い環境作りができているとなします。

自分が成長することで貢献度も上がってくるため、後輩保育士が育つということはとても良いことになります。

なかには後輩保育士をいじめるという話を聞いたことがあります。

もしかしたら、自分より優秀になるのが怖いという感情を持っていたり、教えるのが面倒だ。と思っているのではなでしょうか。

人材育成は自分より優秀な人材を育てることで、組織としてよいことになりますので、マウントをとって育てない。のではなく、指導をして育てるということが先輩保育士には求められます。

 

 

 

 

どんなことを教えればよいのか

後輩保育士にどのようなことを教えればよいのかわからないでいる方は下記を参考に、教えてみてはいかがでしょうか。

 

基礎的な保育技術

保育に必要な基礎的な技術や知識を教えることが必要です。例えば、食事や睡眠の管理、トイレトレーニングの方法、遊びや運動の指導などです。

園独自の実務で悩む新人がいるため、マニュアルを一緒に確認するなどのことも大切な指導になります。

 

コミュニケーションスキル

保護者や子どもたちとのコミュニケーションスキルを教えることが重要です。

保護者への報告や相談、子どもたちとの会話や関わり方など、保育士としてのコミュニケーションスキルを磨くことが必要です。

元気よく挨拶する。

笑顔になるなど、人と接する上で初歩的なところから少しずつ指導していくことも先輩には求められます。

そのため、後輩に教えられるように自分もコミュニケーションの取りかたに気を付けていく必要があります。

 

チームワークや協調性

保育士はチームで働くことが多いため、チームワークや協調性を身につけることが大切です。

チーム内でのコミュニケーションやタスク分担、他のスタッフのサポートなどが運営する中で重要なことになります。

同じ方向を見ることができれば自ずと一体感が出てくるため、目指すべき方向を教えていくということが必要になります。

目指すべき方向とは「理念」や「保育目標」などになります。

 

 

 

 

観察力や判断力

保育においては、子どもたちの様子を観察し、状況に応じた判断が求められます。

後輩保育士には、観察力や判断力を養うためのトレーニングや指導が必要です。

これには、子どもの内情を読む力の育成が必要になるため、「子どもは今、何を求めているのか?」「何につまずいているのか」など、質問をして考える習慣・環境を作っていきます。

保育士は実践の中で考えるという反射神経も必要になるため、日ごろから「なぜ」と案がえる癖を持っておくことが良いと思います。

 

法律や倫理観

保育に関わる仕事には法律や倫理観を守ることが求められます。

後輩保育士には、保育における法律や倫理観について正しく理解させることが必要です。

倫理が薄くなってしまった場合、不適切な保育をしてしまう可能性が高くなります。

倫理感を持った人材を育成させなければ子どもにとって良い「大人」にならないため、保育士自身が子どもの見本となるような姿を見せてあげられるように、後輩保育士にも先輩としての背中を見せていってください。

 

責任感

保育士には、子どもたちを預かる責任があります。

そのため、子どもたちの安全や健康面に配慮し、細心の注意を払うことが求められます。

また、自身の行動についても常に責任を持ち、周囲に信頼される保育士であることが大切です。

倫理観と似ていますが、責任感を持って仕事(保育)をすることが大切です。

自分でしたことはしっかりと後処理をするということを新人のときから教えていかないと、「他責思考」の保育士が育ってしまいます。

他責思考とは、自分ではなくまわりのせいにする考え方で「時間がない」「人がいない」「予算がない」「情報がない」と考え、最終的には「だから自分にはできない・関係ない」と放り出してしまいます。

大切な子どもを預かる以上責任感を持って保育に取り組めるように育てましょう。

 

 

 

 

指導のポイント

明確な目標設定

保育士が成長するためには、明確な目標を設定することが重要です。

目標は、具体的で実現可能なものであることが望ましいです。

また、目標に向けて進捗状況を定期的に確認し、適切なフィードバックを行うことが重要です。

 

積極的なコミュニケーション

保育士とのコミュニケーションを積極的に取り、聞き上手であることが重要です。

保育士が直面している課題や問題点を理解し、的確なアドバイスを提供することが求められます。

傾聴力が求められたり、課題発見・解決を求められたりするため、日頃より後輩保育を観察しておくことが大切です。

 

 

 

 

模範となる行動

指導者自身が模範となる行動を示すことで、保育士に良い影響を与えることができます。指導者自身が求める姿勢や行動を実践し、保育士に示すことが大切です。

フィードバックをしたときに、そもそも先輩がしていないことをフィードバックされても、後輩には響きません。

背中を見せるということがとても重要になります。

 

個々に合った指導方法の選択

保育士それぞれには個性や特性があります。

指導方法は、保育士の個性に合わせたものを選択することが重要です。指導者は保育士を理解し、その特性に応じた指導方法を選択することが求められます。

個々の特性、個性を知るるためには後輩を良く見てみていなければわかりません。

どんなことが得意で、どんなことが苦手か理解してあげる。

前は出来なかったことが今では出来るようになっているなどの変化を誉める

一生懸命に仕事をしている姿を認める。

色んな指導方法があるので、自分の特性に合った指導方法を確立していくことで、後輩指導が楽しくなるかもせれませんね!

 

 

 

 

今回は以上になります。

 

後輩を育てるということは施設・組織にとって良いことです。

自分より優秀な後輩を育てることができれば、それはそれで先輩として誇らしいことになります!

後輩指導に悩んでいる方にヒントになったら光栄です。

 

 

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