こんにちは!
現役保育士のかずこよです☆
今回は前回に引き続き「幸せな職場を作りたい!!」という気持ちで書いていきます☆
今回は「失敗」という言葉を使うにあたり、失敗ってどういうことなのかを定義していきたいと思います!!
失敗を恐れている職場
前職では失敗をすると社長から鬼のように責められてしまい、失敗が怖くてびくびくしていました・・
また、周りの社員もびくびくしていて、とてもいい雰囲気ではありませんでした
そんな環境になってしまうといつしか、「失敗しないために何もしない」という選択をしてしまう社員が出てきてしまい、私もそれが自分の身を守るために最善の行動と思ってしまっていました
そうなると会社の生産性は全く上がらず、誰も自発的に動き出そうとはせず、指示待ち人間が量産されていってしまいます!
前回にも書きましたが、怒られるかもしれないというプレッシャーが社員の行動を制限してしまうことに繋がりかねないと感じています
経済産業省が「社会人基礎力」では
・考え抜く力(シンキング)
・前に踏み出す力(アクション)
・チームで働く力(チームワーク)
を打ち出しています。
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/jinzairyoku/jinzaizou_wg/pdf/007_06_00.pdf(経済産業省)
これは社会人としての基礎を出していますが、びくびくして働くような環境ではアクションは起こせず、社会人としての基礎すらできなくなってしまいます。
新人がアクションできないのはしょうがないと思います。
やることが段々とわかり、仕事に気づきがでてきたらアクションを起こせばいいのですが、この機会自体を奪ってしまう環境は作りたくありません。
なので、私は「失敗にびくびくしない環境」を作っていきたいと思っています。
そのためにも、「失敗」とはどんなものなのかを職場で共有する必要があり、まずはやらなければならないことの一つだと考えています。
失敗って?
多くの職場で失敗を文字にしている場所はないと思います。
例えば悪い環境では「失敗=怒られること」と定義されているところがあったり、「一回目の失敗は許される」と言われているけど、果たして本当なのかと疑われてしまったりしているところが多いと思います。
実際に今の職場でも「失敗」をすると、「なんでこうなったの」「これはなんでしていなかったの?」と責められてしまっています。
こういったことが起きないように「失敗」をしたときにどうすればいいのかを文字に起こしておけば相違がない環境を作れると考えます。
そして、私が「失敗」を文字化すると
1回目「確認できたね」ーやり方を考えよう
2回目「再確認できたね」ー一回目のやり方ではダメだったね
3回目「そろそろ覚えよう」ーシステムを確立させて
のようになります。
これを全職員が知っていれば、アクションを起こしやすい環境になっていくと思います。
しかし、1回の失敗が致命的になるようなことであれば別です。
それは例えばアレルギーの誤食やプールでの事故など、命を落とすかもしれない場合です。しかしそういったことはめったにないため(あったらやばい)ほとんどの場合が1~3回目の失敗に当てはまると思います。
なぜこのようにするのかというと「失敗は人的なこともあるが、ほとんどはシステムがいけない」からです。
例えば子どもの洋服の入れ忘れが多発した場合
・どの職員がやっても入れ忘れない手順
・人によって手順が違うため、人によっては入れ忘れが発生してしまう
どちらが良いのかと言うと必ず前者になります。
後者はシステムが確立されていないから失敗してしまうのであって、前者を行えば入れ忘れということがほぼなくなっていきます(人が関与しているのであれば100%にはならない)
もし前者で失敗が起きてしまったら、より100%に近づくシステムを作ればいいのです。
なので、1回目と2回目の失敗は職場が上手くいくために起きた失敗として考え、失敗が起きない環境作りに貢献したと思えばいいのだと思います。
しかし、失敗には相手がいることが多いため、3回目の失敗をするのはよくありません!!
失敗のない環境を作るには失敗をして、どうして失敗してしまったのかを確認する機会が必要だと思っています。だから3回までにシステムを確立する必要があります。
この「失敗を文字化する」ことで、職員の主体性(アクション)が発揮でき、今より保育の質が上がっていくと考えています!!
今回は失敗についての考えを書いていきましたが、まだまだいろんな考えがあるので、皆さんの職場にも取り入れることができるものがあるかもしれません。なので、引き続き読んでいってもらいたいと思います。
また、意見もいただきたいと思いますので、コメント・メッセージをお待ちしております☆
皆さんの生活がよりよくなりましょうに・・・