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インフレ?デフレ?スタグフレーション!貯金の意義と対策

みなさんは貯金をしていますか?

みなさんは貯金をしていますか?

貯金があるとなんだかほっとしたり、安心したりします。

しかし逆に、貯金がないことで不安になっている人も入りかと思います。

今回は貯金のメリット・デメリットに触れていきますので、今後の人生の役に参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

貯金をする理由とは?

貯金は、所得や収入から一部を節約し、将来の利用や備えに充てるために積み立てる行為や貯まったお金のことを指します。

一般的には、給料や収入から一定の金額を毎月、あるいは定期的に貯めていきます。

 

貯金をする理由は人それぞれですが、将来の不測の事態に備えるためや、大きな出費(結婚・出産・学費・車、家の購入、家電購入など)または将来の目標や夢を実現するためにお金を貯めることが一般的です。

貯金は予期せぬ事態や困難な状況に備えるために重要な手段です。

 

 

緊急時への備え

貯金は予期せぬ出費や緊急時に備えるための重要な手段です。

突然の医療費や車の修理費、失業時の生活費など、予期せぬ出費が生じた場合に、貯金があればそれらに対応できます。

経済的な安心感を得ることができます。

 

将来の目標の達成

貯金は将来の目標や夢を実現するための資金を準備する手段です。

住宅購入、教育費、起業資金など、大きな出費や目標を達成するためには貯金が必要です。定期的な貯金を続けることで、将来の目標に向けた資金を確保できます。

 

経済的な自立

貯金は経済的な自立をサポートする重要な要素です。

将来の年金や退職生活への備えとして、貯金をすることで安定した経済状態を維持できます。

貯金があれば、収入源が減った場合や仕事の変動があった場合でも、一定の生活水準を維持することができます。

 

 

 

貯金のデメリットってあるの?

資産の価値減少

貯金は通常、銀行の預金口座に預けられます。

しかし、銀行の利子率が低い場合やインフレーション率が高い場合、貯金の価値は時間の経過とともに減少する可能性があります。

その結果、将来の購買力が低下する可能性があります。

 

リスク回避の機会損失

貯金は比較的安全な投資手段ですが、同時に成長の機会を逃すこともあります。他の投資機会や資産形成方法に比べて、貯金は成長率が低い傾向にあります。

したがって、高いリターンを追求するためには、投資や資産運用などの他の方法も検討する必要があります。

 

金利収入の不足

貯金口座の金利収入は通常限られたものです。

特に低金利環境では、貯金から得られる金利収入はわずかであり、資金の増加には貢献しにくい場合があります。

このため、貯金のみに頼ると、十分な収入を得ることが難しくなる可能性があります。

 

 

 

日本の経済って?

貯金をする理由として、将来に向けたお金だということがわかりましたが、一方でインフレ(物価が上がる)場合では貯金だけをしていると購入できるものが少なくなってしまうことになります。

将来のために貯金をしているのに、価値が下がってしまっては意味がないですね。

 

日本はインフレ率を2%以上にしたいという目標がありました。

インフレで物価が上がると、働いている人の賃金も上げられるようjになるため、少しずつインフレが起きるように政策をしてきました。

しかし、長い間達成できなかったインフレ率2%の上昇を2022年4月に達成することができました。

それが意味するのはインフレーションとデフレーションが同時にやってくる「スタグフレーション」という起きて欲しくないものでした。

 

 

 

スタグフレーションって何?

スタグフレーションは、経済の状態の一つで、物価が上がっているのに景気が悪い状態のことを言います。

 

普通は、物価が上がるときは経済がよくなっていて、景気が拡大していると言われます。

しかし、スタグフレーションでは、物価が上がるのに景気が悪い状態が起こります。

どうしてというと、お金の価値ががるからです。

物価が上がるのに働く人の給与が上がりません。

物が高くなるのに給与があがらなければ、みんな買うことをしなくなり、余計に悪い方向に進んでいきます。

 

この状態は経済のバランスが崩れた状態で、経済を管理する人たちにとって難しい問題です。

なぜなら、通常の経済政策ではこの状態を解決するのが難しいからです。

 

 

 

スタグフレーションはいつ起こるの?

過去のスタグフレーションが発生した過去の経済状況を考慮すると、以下のような傾向がありました

 

エネルギー価格上昇

スタグフレーションが起こると、エネルギー価格(特に原油価格)が上昇することがあります。

エネルギーは経済全体に関わる重要な要素であり、エネルギーコストの上昇は他の部門にも波及する可能性があります。

ロシア・ウクライナ戦争によってエネルギー価格が上昇しています。

電気代が上がってきたと感じる人が多くなっているのではないでしょうか。

 

食品価格上昇

食品は人々の生活に密接に関わるため、スタグフレーションが進行すると需要と供給のバランスが崩れることがあり、食品価格の上昇が始まることがあります。

こちらも、毎月のように食品の値上げが起こっているため、実感をしている人が多いのではないでしょうか。

 

 

 

資源価格上昇

スタグフレーションが発生すると、一部の資源や原材料の価格が上昇することがあります。

例えば、金属や農産物など、重要な資源に関連する価格が影響を受ける可能性があります。

これは普段触れることが少ないため、感じている人は多くはないかと思いますが、世界的に金の価値はものすごい勢いで上昇しています。

 

以上のことが過去に起こっていましたが、現在(2023年)の日本とにていませんでしょうか。

スタグフレーションは良くない経済になります。

給与が上がらないのに、物価があがる

今日本で起きていることに気が付いていますでしょうか?

 

 

 

スタグフレーションが起きそうな時どんな対策をとればいいの?

スタグフレーションが起きそうなときには、まずは、資産を分けておくことが大切です。

お金を全部同じ所に置くのではなく、いくつかの場所に分けて置くと安心することができます。

スタグフレーションの時は、ますますお金が必要だと感じる出来ごとになるでしょう。

物価が上昇しているなかでは、お金の価値がどんどん下がっていってしまうため、銀行に預けて置くということだけをしている人は、リスクだということを考えなければいけません。

 

物価が上がることに備えて、お金を使って買えるものに投資することがスタグフレーション時の対策の一つで、高い利息がもらえる債券に投資するのが良いと思います。

スタグフレーションの時には、お金の利息が上がる可能性があるので、それに乗じて利益を得ることができます。

 

 

 

最後に

貯金のメリットやデメリットはわかりましたでしょうか?

日本経済はスタグフレーションになるのではないかというように考えている人が多いのではないでしょうか。

給与が上がらない中、物価だけが上がっていくという、信じたくないようなことが起こってしまう可能性が高い最悪な事態です。

そんな中少しでも自分の身を守る行動をとってほしいと思います。

日本円だけでなく外貨を持つ・債権でほぼ元本保証されながら利益を狙う・株式に投資する・不動産に投資する。

色んな方法があると思うので、自分に合った守りかたを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

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