こんにちは!
赤ちゃんの睡眠は、赤ちゃんの成長と発達にとってとても大切なものですが、同時に、多くのパパやママが悩む課題でもあります。
赤ちゃんが寝ないで困っている家庭に向けて、赤ちゃんの睡眠についてのブログを書いていきます。
最後まで読んでいただき、子育てのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの睡眠サイクルとは?
睡眠サイクルとは、一日24時間の中で、起きている時間や眠っている時間を広い意味で語る時に使われる言葉です。
赤ちゃんの睡眠サイクルは、大人の睡眠サイクルと比較すると、レム睡眠(急速眼球運動)が2倍ほど多くなっていて、睡眠時間の50%を占めています。
レム睡眠は浅い眠りで、赤ちゃんは少しの刺激やちょっとした物音でも目を覚ましてしまいます。
ノンレム睡眠は深い眠りです。赤ちゃんの成長とともにレム睡眠の割合が減ってきます。
赤ちゃんには、睡眠のリズムをしっかり教えてあげる必要があり、それを教えてあげるのはパパ・ママの役目です。
赤ちゃんは、地球のリズムになじむのに、だいぶ時間がかかります。
最初の1~2カ月は、3時間おきに寝たり起きたり、寝ていたい時に寝て、起きたい時に起きるの繰り返しです。
生後2~3ヵ月頃にもなると昼と夜の区別がついてきて、徐々に赤ちゃんの睡眠リズムが作られていきます。
赤ちゃんの睡眠サイクルを作るには、赤ちゃんの体内時計を考慮する必要があります。
赤ちゃんの体内時計を作っていくのが、「太陽の光」と「昼間の刺激」です。
赤ちゃんの睡眠サイクル
- ①ウトウトとして、眠りに落ちる段階
- ②レム睡眠、浅い眠りの段階
- ③浅い眠りの段階が継続。赤ちゃんの動きが減っていきます。
- ④と⑤ノンレム睡眠で深くぐっすりと眠っています。赤ちゃんが動くことはほとんどありません。起こすのが難しい段階です。
赤ちゃんが出す「眠いサイン」を知っておきましょう。
寝かしつけるタイミングがわかります。赤ちゃんを楽に寝かしつけることができるだけでなく、赤ちゃんの健やかな眠りにもつながりますね。
眠いサイン
- 目をこする
- あくびをする
- 泣いたり、ぐずったりする
月齢別の理想的な睡眠時間は?
赤ちゃんの睡眠時間は、成長や日々の経過とともに変化していきます。
生まれたばかりの赤ちゃんの理想的な睡眠時間、夜の睡眠時間やお昼寝の回数、時間は赤ちゃんの成長に従ってどのように変化していくのでしょうか?
赤ちゃんの月齢別の特徴をまとめてみました
| 月齢 | 理想的な平均睡眠時間 | 夜の睡眠時間 | お昼寝の時間 |
| 新生児 |
理想的な平均睡眠時間:生後4~6週間は16~20時間。
その後は14~17時間。
夜と昼の睡眠時間は半分ずつです。
母乳を飲む赤ちゃんはまとめて2~3時間眠ります。ミルクを飲む赤ちゃんは3~4時間眠ります。
生後3~6ヵ月
理想的な平均睡眠時間14時間
授乳のために目覚めますが、8~9時間眠ります。
1回のお昼寝は2時間程度。1日に3回ほどお昼寝します。
生後6~12ヵ月
理想的な平均睡眠時間14時間
授乳のために起きることなく、8~9時間まとまって眠ります。 1回のお昼寝は30分~2時間程度。2~3回お昼寝します。
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1歳以上の幼児 |
理想的な平均睡眠12~14時間
夜の睡眠時間10時間
お昼寝の時間1~2回、2~3時間程度お昼寝します。
赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、絶対にこれと決まった時間はありません。
赤ちゃんの睡眠について心配なことがあれば、お医者さんに相談するようにしましょう。
赤ちゃんの睡眠に影響する要因は?
赤ちゃんの睡眠は、様々な要因に影響されます。
例えば、以下のようなものがあります。
環境
赤ちゃんが寝る部屋の温度や湿度、明るさや音などは、赤ちゃんの睡眠に影響します。赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えましょう。
また、赤ちゃんの寝具や服装も重要です。赤ちゃんが暑すぎたり寒すぎたりしないようにしましょう。
赤ちゃんの寝具は、柔らかすぎず、硬すぎず、通気性の良いものを選びましょう。
赤ちゃんの服装は、パパやママの手のひらで触って、ぬくもりを感じるくらいがちょうどいいです。
食事
赤ちゃんの食事は、睡眠に大きく関係しています。
赤ちゃんのお腹が空いていたり、満腹すぎたりすると、眠りにくくなります。
赤ちゃんの食事の量や時間は、赤ちゃんの成長や体調に合わせて調整しましょう。
また、赤ちゃんの食事の内容も重要です。
赤ちゃんに与える食品は、消化しやすく、アレルギーのリスクが低く、栄養バランスが良いものを選びましょう。
赤ちゃんにカフェインや砂糖などの刺激物を与えるのは避けましょう。
生活リズム
赤ちゃんの生活リズムは、睡眠に影響します。
赤ちゃんには、一定の生活リズムを作ってあげることが大切です。
赤ちゃんには、起床時間や就寝時間、食事時間やお風呂の時間など、毎日同じように行うことで、体内時計が整っていきます。
また、赤ちゃんには、昼間は十分に遊んで刺激を与え、夜は静かに落ち着かせることで、昼と夜の区別をつけてあげましょう。
赤ちゃんの生活リズムを作るには、パパやママの協力が必要です。
パパやママも、赤ちゃんと同じように生活リズムを整えることで、赤ちゃんの睡眠をサポートできます。
個性や発達
赤ちゃんの個性や発達は、睡眠に影響します。
赤ちゃんは、生まれたときからそれぞれに個性があります。
赤ちゃんの個性は、睡眠の質や量にも現れます。
例えば、敏感な赤ちゃんは、少しの刺激でも目を覚ましやすく、眠りが浅い傾向があります。
一方、おおらかな赤ちゃんは、どんな環境でもぐっすり眠れる傾向があります。
赤ちゃんの個性に合わせて、寝かしつけ方や寝室の環境を調整しましょう。
また、赤ちゃんは、成長や発達に伴って、睡眠のパターンが変化していきます。
例えば、生後4~6ヵ月頃には、赤ちゃんは自分で寝返りをしたり、寝相が悪くなったりします。
これは、赤ちゃんの運動能力が向上している証拠です。
赤ちゃんの発達に合わせて、寝具や服装を変えたり、寝返りの練習をさせたりしましょう。
以上、赤ちゃんの睡眠についての基本的な知識を紹介しました。
赤ちゃんの睡眠は、赤ちゃんの健康や幸せにとってとても重要なものです。
赤ちゃんがよく眠れるように、パパやママができることを実践してみましょう。次回は、赤ちゃんの睡眠に役立つ寝かしつけの方法やコツを紹介します。