世界的に新型コロナウイルスが流行して早くも半年が経とうとしています。
新型コロナは全世界で驚異的な影響を与えており、全世界で緊急事態の対策がされています。
日本でも外出の自粛が推奨され、現在でも家庭で過ごしている方も多いと思います。
オンライン飲み会が流行った理由
そんな中「オンライン飲み会」と言われるものが急に流行を始めました。
この「オンライン飲み会」を耳にするようになったのはつい最近な気がしますが、なぜこんなにも流行したのでしょうか。
それは、人間の中に昔から培われてきた本能が原因でした。
人間ははるか昔から、危険を感じると集まるという本能をもっています。
災害があれば集まる、気持ちが落ちれば人に会いたくなるなど、危機的な状況では集まって集団になろうとする本能が働いています。
人間は集まることで安心をし、ストレスを発散させることを繰り返してきました。
そして、大抵のことは「集まる」ことで解決ができます。
集まるということが人間の最大のピンチを乗り切る方法として、ずっと本能の中に刻みこまれています。
しかし、現在流行している新型コロナウイルスでは「集まってはいけない」という対策が取られています。
危機的な状況では「集まる」という本能を持っている人間に、「危機的な状況なので集まらないで欲しい」というできごとは、今までにない経験になってしまいました。
今までの経験上集まることで解決してきたのに、集まらないでということは、危機的なことを解決することができず、脳が混乱をしてしまっている人が沢山でてきてしまいました。
そこで、登場したので「オンライン飲み会」でした。
実際に人に会うわけではないが、「集まる」ということができるオンライン飲み会は、人間の本能をくすぐったため、急に爆発的な流行になったという訳です。
人との繋がりが必要
自粛要請で家にいることが続くと、脳が危機的な状況と判断して集まりたくなります。そして集まることができない人間はオンラインで集まり、ストレスを発散させて本来の自分を維持しようとします。
このため、今まで飲み会に消極的だった人がオンライン飲み会には参加するという人が数多くいます。
普段は誘っても飲み会に来ないのに、オンライン飲み会だったら参加するということは、危険を感じて、人と会いたくなっているからです。
なので、人と繋がっている感覚があればストレスを発散することに繋がるので、オンライン飲み会に参加することはお勧めいたします。参加したいけどなかなか一歩が踏み出せない方も、人と繋がりたいという本能に逆らわずに生活していくことで、楽になりますので、検討をしてみてはいかがでしょうか?
6月に緊急事態が解除され、また居酒屋やキャバクラが活気を取り戻してきました。
みんな「集まる」という行為が抑え込まれていたため、ストレスが溜まっていて、解除と同時に「集まってストレスを解消させよう」としています。
すると流行がだいぶ抑え込まれていた新型コロナウイルスの第2波がくるといわれている理由がわかります。
これから長い時間、新型コロナウイルスと一緒の生活をしなければならない時代に突入し、人間が今まで「集まる」という解決方法が「オンラインで顔を合わせる」に変化した時代になりました。
今までとこれからの時代は少し違うかもしれません。
去年出来ていたことが今年はできない、前は成功したのにこれからは逆に失敗になってしまうことも沢山出てくると思います。
これから何をしていくのか、どんなことをすればいいのか自分で考えていかなければならなくなり、今までより思考することが求められる時代になるのではないかと思います。
今後の保育の世界
新しい考え方が必要になってくる時代では、保育の世界はどのようにへんかしていくのでしょうか。
教育はオンライン授業を取り入れているところもあり、今後もどんどん増えて行くのではないかと考えています。
しかし、保育の業界ではどうでしょうか?
オンラインで保育は絶対に無理です。
カメラを通して見守り、声がけ程度ならできるかと思いますが、援助が必ず必要になってくる保育でのオンラインはできません。
そう考えると保育の業界は今までと差ほど変わらない可能性が高いと考えます。
しかし、感染リスクが高い環境であることはかわらないので、保護者が保育園に通わせるということを極力避けるようになるかもしれません。すると、感染リスクを抑えた、ベビーシッターなどの個人を対象にしたサービスに需要が増えていき、働く環境を変える保育士が多くなっていくと考えます。また、少子化で保育園自体の受容が減り、保育士があふれてしまう時代がくるかもしれません。そうなると保育士も個人で動き始めるしかなくなり、ベビーシッターなどをする保育士ばかりの時代もくると考えます。すると会社で勤務しているより、収入が多くなり低所得問題も解消していくかもしれません。
今は、もしかしたら、保育士の働き方が変化していく機会になったのではないかと感じています。
そのため、保育士の有り方はこうだ!働き方はこれしかない!と考えるのではなく柔軟に社会に順応していける考え方を持っていくことが必要だと考えます。