こんにちはー
かずこよです☆
とうとう時代が進んできたなと思う商品を見つけました。
このルーペで図鑑を見れば、AIが説明をしてくれる。
また、図鑑で調べたものが記録されるため、子どもが今、何に興味を持っているのか
例えば、魚をたくさんみているのか、肉食動物をみているのか、虫をみているのかなどを知ることができるようになるということだそうです!!
そして親子の会話に役立てていっていければという思いが詰まっているのだと思います。
とても素晴らしいもの、技術だと思いますが、このルーペって使い方次第でより良くなるのではないかと思います。
この商品が生まれたいきさつを考えると、核家族・両親共働きで子どもが大人と関わる時間というものが減り、会話自体が減っている。そのため、子どもの興味関心を両親がわかっていない。
ならば子どもの興味関心がわかれば、会話量が増え、我が子に最適な教育が出来るようになる。
子どもの知識のインプットだけでなくアウトプットまでさせて、知識の定着化を目指そう。
もしかしたらこういった考えのもと作り始めてたのかな?と思いました。
このルーペの良いところは「知識をため込むことができるようになる」だと思います。
しかし、子どもには知識も必要ですが「考える力」も必要です。
この考える力は対話によって生まれていきます。
「太陽ってどうして温かいの?」という問いに対して
・太陽は燃えていて、その燃えている火が遠くの地球まで届いて温かくなっていると回答するのと
・どうしてだろうね?昼間は恥ずかしくて顔が真っ赤になっているから温かくなるのかな?○○ちゃんはどうしてだと思う?
と回答をするのでは、子どもの頭の中では違うことが起こっています。
答えを教える(知識を教える)では、インプットしようという頭の使い方で、
質問に答える(対話する)では、考えるという頭の使い方になります。
知識を得る・考える力を伸ばす。どちらのほうが大切かというものではありません。
両方大事です。
なので、今回見つけた、ルーペは
・自分の興味あるものをルーペで見て覚える
で終わると、「知識を伸ばす」に特化している商品になり
アウトプットしてきたことに対して、「よく覚えたね」「たくさん覚えて頭がいいわ」などという会話しかしないと「知識を伸ばす」ことしかできません。
しかし、子どもが得た知識をアウトプットしてきた時に
「その動物のどこが優れているの?その能力でどんなことができるかな?」
などと、対話・質問をしてあげることで、子どもの考える力も一緒に伸ばすことが出来るようになります。
また、質問は必ずしも相手としなければならないというわけではありません。
「自分」に質問することもできます。
「これってどうしてこうなっているんだろう。どうやって調べたらいいかな?」
「これができるってことは、こういったこともできるんじゃないかな?」
などと、自問自答でも考えることができます。
なので、ルーペの使い方として
「これは色んなことを教えてくれる魔法のルーペだよ」と言って渡すのではなく、
「このルーペは色んなことを教えてくれるから、教えてくれたことでどんなものに応用できるか、どうやったらより良くなるかなどを考えて、それをパパやママに教えてね」と言って渡すと、知識を伸ばしつつも考える力も一緒に伸ばすことができるようになります。
と、なぜかこの商品の紹介をしてしまいましたが、企業案件では全くありません(笑)
保育の現場でも欲しいなと興味をもったので、使い方まで考えてしまいました。
こういった技術が今後もたくさん出てくるのだと思います。
使い方一つで、いいものがより良いものになると思いますので、まずは大人・保育者が「どうやって使用したらより子どものためになるかな?」
これは、新しく出てくる商品に限らず、今使っているブロック・積み木・おままごとでも必要な考え方になるのではないかなと思います!
みなさんも子どもにためになにができるかな?と楽しんで保育をしていってほしーです☆