子育て・保育のお悩み解決日記

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本の読み方。まじめな人ほど最後まで読めない理由

こんにちは、現役保育士のかずこよです☆

 

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今回は本についての記事になります

 

保育士は日誌・週案・月案・連絡帳・発達記録など日々文字に触れています。

 

こういった書類には評価・反省がつきものですが、そのあとの改善はみなさんどのように考えていますか?

もし改善策が思い浮かばず、毎日同じようなことばかり続けている人は知識不足だと思います。経験から学ぶのもいいのですが、「知識」を入れないとより良いことはでてこなくなってしまうのではないでしょうか?

 

その知識はどこから手に入れるのかというと「本」や「論文」などの書籍から得たり、動画で得たりすることができます。

 

本を読むことが良いことだと思っていてもなかなか読む気にならない・読んでも頭に入ってこないという方が多いと思います。

本にも読み方がありますので、そこのところを少し説明していきます。

 

この記事でわかること

・なぜ本を読まないといけないのか

・本の読み方、進め方

 

などがわかりますので本を読むことが苦手だと感じている人は最後まで読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

なぜ本を読むのか?

一つ目の理由は、本を読んでいる人と本を読んでいない人では、知識の量が大きく変わると思います。

大きな壁にぶち当たっとき、知識を持っていれば乗り越えられることも出てくると思います。

 

知識を持っていない人が大きな壁にぶち当たったとき、果たして乗り越えることが出来るでしょうか?

武器を持っていないのに、ドラゴンに挑もうとしているようなもので、とても太刀打ちできないのではないでしょうか。

 

知識があったことで助かった、なかったことで失敗したと後悔しないためにも、本を読むことをお勧めします。

今の情報社会で「知識」は調べることがたやすく出来てしまいますが、持っていて損はありません。

 

2つ目の理由は、本質を見抜く力をつけるためです。

本の内容は100%が必要な文章ではありません。

 

本当に大切なことは大体10%程度と言われています。

その10%を見つける・見抜くことが出来るようになれば、本質を見抜く力をつけることができます。

 

 

本を読むのを諦めてしまう人の多くは、

・どこが重要かわからない

・情報の取捨選択ができない

 

などの理由があります。

思い当たるところはありませんか?

全部大事だから全部覚えてやる!と意気込んで読み始めても、すぐに、やーめたと終わっている人はこんな理由がありませんか?

 

本の内容の10%を見つけることが出来るようになると、情報を整理する力や本質を見抜く力が身に付けることができます。

現代の社会はなにが重要で何をすればいいのかわからないことがたくさんあります。

 

そんな中、本質を見抜く力を持つことはとても重要な力になるのではないでしょうか?

※かずこよもまだまだ本質を見抜くような読み方はできていません・・・

 

なので「本を読む」ということはとても良い行動と考えています。

 

 

読書術①

本を読むのが苦手という人は「読み方」がわからないでいることが多いと思います。

 

「本の内容の10%が重要だ」ということを知らない人は、隅から隅まで読もうとして挫折をしてしまいます。

全部読んで、全部覚えるということができるのであればその方法でもいいと思いますが、ほとんどの人には無理だと思います。

なので読み方を知ってから「読む」という行動をすることがお勧めです。

 

 

本を読む目的

本を読む目的は

①ただ単にストーリーを楽しむため

②本から必要な情報を得るため

この2つになります。

①のただ単にストーリーを楽しむのであれば、隅から隅まで読むことが必要になりますので、今回紹介するのは主に②の必要な情報を得るためが目的になっている方に向けて進めていきます。

 

先ほどにも書きましたが、本の重要なところは全体の10%程度です。

なので、本の内容をフィルターにかけて必要な情報のみ摘出するように読みます。

 

ここで、みなさんに質問します。

本を読み始めるとどちらが当てはまりますか?

①5ページでもわけわからん

 

②5ページならわかるが、全体は無理

 

 

ほとんどの人が②を選んだのではないでしょうか?

 

5ページならわかる。けど全体は無理と思う人は、一度に情報を入れすぎているから無理になってしまいます。

なので情報量を減らす作業を入れていけばおのずと最後まで読み切ることができます。

 

どのように減らしていくのかというと「フィルターノート」を作ります。

フィルターノートの使い方は、いらない内容を捨てていくというものです。

 

軽い気持ちで、大事だと思った内容・太文字の文章・印象に残ったところ・疑問に思ったところを書きます。このとき内容を理解していなくても平気です。

要は重要でないところを捨てていく作業です。

 

そして1章読んだら立ち止まり、フィルターノートを見返します。

そして、「結局どういうこと?」と自分に投げかけて考えていきます。

すると、何がわかっていないのか・何がわからなければいけないのかが見えてきます。

挫折する原因に、何がわからないかわからないから辞めるということもあります。

1章ずつこのようにまとめていけば、最後には本の内容のすべてがわかるようになります。

 

このようにフィルターノートを作るという読書術が一つ目です。

 

まとめ

①重要なところは10%と知る

②フィルターノートを作り、重要そう・太線・疑問点を書きだす

③1章読み終わったらフィルターノートを読み返して、「結局どういうこと?」と自分に投げかける

④これを最後まで繰り返す。

 

 

読書術②

もう一つの読書術は脳科学を使ったやり方です。

 

まず、脳は興味のあることしか覚えません。

仮にすべてを覚えているのであれば、毎日の全てのできごとを覚えていることになります。しかし、人間の脳はそんなことはできません(潜在的には覚えていて、引き出すことが出来ないだけかもしれませんが)

なので、脳に興味を持たせるために、目次クイズをします。

 

目次クイズとは、目次を見て内容を予想するというものです。

 

ここで大事なのが、予想を当てるということが目的ではありません。

むしろ外すような感じにします。

なぜかというと、人はサプライズや意外なことのほうが頭に残るからです。

 

当ててしまっては意外なことではなくなってしまい、頭には残りません。

そもそも、当てられるということは元々の知識があったもので、覚える必要がありません。

見かたとして、大見出しの最初と最後のほうを読めば、当たっているのか、外れているのかぐらいはわかります。

なので、外れていた場合にはその大見出しを読みます。

この目次クイズは「裏切られるチャンス」を作るためにします。

 

 

そして、裏切られた大見出しを読んでいく中で、面白かった・意外だったところをメモして要約・感想を書いていきます。

この時に感情を入れて書くとより頭に残るので、自分なりの言葉で書き、感動と文章を結び付けます。

 

最後に読み終わったらまたクイズをします。

ここにはどんなことが書かれていたでしょうか?と自問することで、思い出そうとします。わからなくてもすぐに答えを見るのではなく、3分程度思い出そうとしましょう。

わからなくても思い出そうとすることで、悔しい気持ちが生まれ、記憶の定着の手助けをします。

インプットだけではどうしても忘れてしまうので、クイズから自分でアウトプットする機会を作っていったり、周りの友達に話したりすることが知識として残ります。

友だちに話すときには、覚えていることだけを話すのではなく、話しているうちに忘れてしまっていることが出てきた時に、思い出そうとすることが大事です。

 

まとめ

①目次を見て、目次クイズをする

②大見出しの最初と最後を読んで当たっているか外れているか確認する

③当たっていた場合は読まない。外れていた場合は読む

④読んでいるときに面白かったところ・意外だったところを感情を入れてメモ・要約

⑤読み終わったら、「どんなことが書いてあったかクイズ」をする

⑥わからなくてもすぐに答えを見るのではなく、思いだそうとする

 

 

2つの読書術の共通点

2つの読書術の共通点は「一気に全部を読まない」という所でした。

また、メモを取るということも共通していました。

今まで、本は全部読まないとと考えていた方には新しい考えになったのではないでしょうか?

全部読めば正しいから、重要なところだけ見つけるにしていけば、本を読むことが苦にならなくなり、様々な知識を得る機会が多くなるのではないでしょうか!

 

しかし、保育所保育指針はどのページにも重要なことが沢山かいてあります。

こういった法的なものはすべてが重要なのではないかと思います。

今回の読書術の他にも速読というものがありますので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?

 

みなさんの日々の生活がより良くなりますように・・・

 

これからも保育・子育てのヒントに繋がるようなことを書いていきますので、応援よろしくお願いします。

 

 


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