子育て・保育のお悩み解決日記

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第一印象は超大事!第一印象がその後を左右する

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誰にでも初めて出会う人がいます。

 

新しいクラス・新しい職場・取引先・サークル、趣味の集まり・合コン・電車の中など、いつでも新しい人と出会う機会があります。

 

そんな中、第一印象というものはとても重要で、一度持った印象はその後なかなか変えることが出来ません。

 

いい印象を持ってもらえたのならばいいのですが、悪い印象を与えてしまったときには最悪です。

 

なので、今回は第一印象はなぜ変えられないのか・第一印象を良くするにはどのようなことをすればいいのかいついて書いていきます。

 

これを見てわかること

・第一印象をなかなか変えられない原因

・第一印象がよくなるアピール方法

 

 

 

 

初対面が大事

人はいろいろな人と出会います。

その時に「あっ、この人は良い人かも」「この人は嫌な感じがする」などの感覚があります。

 

人は相手の特徴を全体的にみてではなく、「いい人そう」「嫌な感じ」と極めて漠然と決めつけ、あっという間に印象を作り上げてしまいます。

しかも一度作られた印象は修正することは難しいだけでなく、むしろ増長していきます。

なので、良い人そうと印象を与えることが出来たときには、すごく良い人になっていき、嫌な感じの人と印象を与えてし合ったら、すごく嫌な人になっていってしまいます。

なぜこのようなことが起きてしまうのかというと、自分の持った印象を確かめる情報しか集めなくなるからです。

 

嫌な人と思い込んだら、今日も手伝ってくれない、自分優先にしか仕事をしていない・・「やっぱりあの人は嫌な人だ」と「嫌な人」を確証できることしか見なくなり、良いことをしても無視してしまいます。

 

人はこの「確証」ばかりを集め、「やはり自分は正しかった」と自己肯定することができます。

 

しかし、本来真実を見極めるためには、「確証」だけでなく「反証」も確かめなくてはなりません。この両方が揃って倫理が成り立ちますが、人はどうしても確証だけを見てしまいます。

確証だけを見ていると、一度「嫌な人」になってしまった人が「本当は良い人かも」という可能性を否定していくことを続けていくため、人は第一印象を変えることが難しくなっています。

 

なので、相手に対して第一印象が「嫌な人」と感じてしまった場合には、「良いところもあるな」という反証を意識的にみていくことで、「嫌な人」から変えることができるかもしれません。

 

 

 

第一印象を良くする自己アピール方法

 

第一印象を良くしたほうが良いとわかっていても、結局どんなことをすればいいのかわからんという人が多いと思います。

人は優れた特性を先に提示されると好印象が形成されます。

 

アッシュの印象形成実験では、被験者にある人物の性格特性を述べたリストを提示し、その人物に対する印象について質問をした。

 

リスト①には

あの人は「知的な・勤勉な・強力な・批判的な・頑固な・嫉妬深い」人である

 

リスト②には

あの人は「嫉妬深くて・頑固で・批判的な・強力な・勤勉な・知的な」人である

 

 

このリストは同じ言葉を正反対に並べただけであるが、作られた印象には大きな開きがあった。

 

「知的な」といった望ましい特性を先に提示されると、全体として「多少の欠点はあるが、能力のある人」という好印象が形成された。

しかし、順番が反対になると「他の欠点のために、能力が発揮できない人」という悪印象を持つ人が多かった。

 

このような実験結果があるため、自分の長所や得意なことをまず先に伝えていくことが第一印象を良くするアピールです。

 

自己アピールの時に、「私は努力することが嫌いで、頑固者ですが、仕事はしっかりやります」というような自分を貶めるような謙遜は必要ないので、「私は何事にも一生懸命で、わからないことはわかるように調べます。しかし、たまにうっかりして忘れてしまうことがあります。」のようなアピールをしていければいいと思います。

 

 

温かい人・冷たい人

結局人は初対面の人の印象をまとめるときに、「温かい」か「冷たい」でわけます。

温かい人とは、人間らしさが感じられるような温かさを持っている人で、冷たい人とは、愛想がない人です。

温かい人は笑顔があったり、気を配ることが出来たり、ときには初対面でも場を和ませる世間話が出来たりします。

 

冷たい人は笑顔がなかったり、聞かれたことにしか答えなかったり、反応がなかったりしてしまいます。

 

 

冷たい人と思われてしまうと、いくら仕事を頑張っても「仕事だけなやつ」、リーダーシップを発揮しても「自己中の仕切り屋」と感じられ、「やはりあいつは冷たい奴だ」と確証されてしまいます。

 

逆に初対面で人間の温かみ、人懐っこさを感じさせればその後すっと、高評価が続いていきます。温かい人がリーダーシップを発揮すれば「さすがだな」と思ってもらえたり、例え失敗をしても「人間味がある」と許されやすかったりします。

 

端からみてると一見調子がいい人にも思われるかもしれませんが、そのほうが第一印象

が悪くなることは少ないと思います。第一印象さえよくすれば、その後はなかなか印象が変わることがないので、第一印象は特に大事にしていくことがより良い生活を送ることができるようになるのではないかと思います。

 

みなさんの生活がより良くなりますように・・・

 

 


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